広田和子さんが講演会を行なってくださいました!
実は今日、あの広田和子さん(精神医療サバイバー)が、このまちで講演をおこなってくださいました!
タイトルは『心の病と精神の病について』です。
(横須賀市教育委員会の主催する『人権セミナー』として行なわれました)
ところで、この講演の内容をみなさまに詳しくお知らせしたいのですが、実はちょっとお時間をください。
広田さんとお話をしてたら意気投合をしてすっかり話し込んでしまい、あげくに
「フジノくん、そこまで分かってるなら、どうせブログに書くなら『広田さんが来ました』なんかで終わりにしないで、精神科救急についてばっちり書いてよ」
ということになりました。
フジノは広田さんの書いた文章は数年前からほとんど読んでいますし、やたらめったら詳しいのです(笑)。
横須賀で講演してほしくてたまらなかったので、ナミねぇやアサノ知事の時と同じく『突撃アポなし』でお会いしにも行ってます。
だから講演会の内容だけにとどまらず、このまち、そしてこの県が抱えている大きな問題点を広田さんの過去の文章なども参考にしてきちんと文章にして、さらに広田さんにゲラチェックをしてもらって、その上でHPに載せることにしました。
なんかすさまじく長い文章になってしまいそう...。
でも、書くのうれしい。
広田さん、ちょっと遅くなりますけど、気合入れて書きますから待ってて下さいね!
24時間の精神科救急を実現させること
フジノにとっても『24時間の精神科救急』を行なうことは、大切な政策の1つです。
だからこそ、当選してすぐにまず横須賀警察署の生活安全課にお話をうかがいに行きました。
(あと、救急ですね。現場が1番大切ですからね)
本来ならば、この県の精神科救急システムがきちんと機能しているならば、精神的な調子を崩した方は、ふつうに救急車に乗って他の病気と同じように病院に行けるのです。
しかし、このまち(いや、この県全体です)では、精神科救急は機能しているとは言えません。
精神保健福祉の改善を公約に掲げる政治家としては、絶対にこんな状況では言うことができません。
だから、病気で苦しんでいるにもかかわらず、警察署に連れて行かれてしまうのです。
全く納得ができない!
病気で苦しんでいるんだから、行くべき場所は病院だ!
警察の方々も本来の業務をはずれて対応をしてくださっています。
この本来は警察の業務ではない仕事を解放するためには、きちんとした精神科救急システムの確立が必要なのです。
これらは県の仕事ではありますが、これまで児童相談所だって県の仕事だったのを「中核市なのだから」と沢田市長はこのまちで児童相談所を持つことにしました。
フジノは、24時間の精神科救急システムを、この中核市である横須賀市で行いたいと政策として考えています。
この国では精神疾患を持つ方々は、病にかかっている苦しみだけでなくて当たり前の医療が受けられないという2重3重の苦しみがあります。
僕はこういうことが全く納得ができない!
精神科救急の現状に怒りを感じてきた「先輩」が広田和子さん
この怒りの気持ちを僕よりも長い間ずうっと体験してこられたのが広田和子さんです。
広田さんの想いを、僕の文章にうまくおとしこめるか(いや、絶対にやってみせる)。
近日中に、精神科救急の問題点を報告したいと思います。