精神保健福祉士になります
今日は、国家試験(精神保健福祉士)の合格発表でした。
フジノは合格しました。
この後、『登録』という作業を経て、正式に『精神保健福祉士』をなのることができるようになります。
フジノは名刺を持たない主義なのですが、名刺に『精神保健福祉士』という肩書きを印刷できるようになることに誇りを感じます。
2年前に、久留米市議会議員の藤林詠子さんのことをこのブログで紹介させてもらいました。
『市議会議員』であると同時に『精神保健福祉士』である、ということをすでに実践されている方です。
フジノはやっと藤林さんの背中が少しだけ見えたかなあとそんな気持ちでいます。
これまで以上に相談活動に全力を尽くします
これまでも相談活動をしてきましたので、資格を取ったからといってフジノの仕事内容が基本的に何か変わる訳ではありません。
けれども、今後は『精神保健福祉士』という国家資格に恥じないように、これまで以上に全力を尽くしたいと思います。
また、この国の精神保健福祉の道を切り拓いてくださった先人の歩みを汚すことの無いように、さらにがんばります。
そして、何よりも大切なこと、
すべての人が個人として尊重され、共に生きる社会を実現していくこと
を、一瞬たりとも忘れないことを誇りにかけて誓います。
合格できた理由、僕がめざしてきた目的
受験勉強に必要な知識そのものは、これまでの精神保健福祉との15年近い関わりの中で、すでに最低限は持っていたのだと思います。
けれども、知識だけではムリで、長期にわたってくじけない強いモチベーションが必要だと改めて感じています。
何といっても、『受験資格』を得る為に、『1年7ヶ月』もの厳しい学生生活を送らねばなりませんでした。
さらには時間の取れない二足のわらじで、13科目もの試験勉強に取り組まねばなりませんでした。
こんな長い日々にわたって僕のモチベーションを支えてくれたのは
何よりも毎日の暮らしの中で出会う当事者の方々の存在があったから
だと思います。
本当に、ありがとうございました。
これからも変わらない想いで、当事者の方々のために、今まで以上に全力を尽くしたいと思います。
国家試験に合格したかった3つの目的
くりかえしくりかえし書いてきたことなのですが、『資格を取ること』は僕の『目的』ではありませんでした。
市議であるフジノが率先して有資格者になることが、精神保健福祉担当の市職員の方々に専門職としてインパクトを与えることを願ってきました。
(そして、それはすでに実現しています)
また、市民のみなさまにもこのブログを通して、イベントのようにフジノの受験体験記を読んでもらって
そもそも『精神保健福祉士』という存在があることを多くの人に知ってもらいたいと願ってきました。
(これも一定の成果がありました)
また、市議会議員は単なる政治家ではなくて、専門性を持って仕事をしていくべきものなのだということを
後に続く人々に認識してもらいたいと願ってきました。
(これは今後の課題です)
これらの実現が、資格取得までの僕の『目的』でした。
資格取得後の『目的』は、言うまでも無く当事者の方々の『社会的復権』『権利擁護』などの実現です。
今後も『倫理要領』をいつも忘れることなく、本当の目的実現のために働いていきたいと思います。
みなさまに感謝しております
僕を育ててくれた日本社会事業大学通信教育科の先生方、4期生の同級生のみなさん、実習を受け入れてくれた病院で働く方々とそこに入院・通院していた当事者のみなさまにはものすごくお世話になりました。
とても感謝しています。ありがとうございました。
そして、HPを通じて見守ってくれたみなさんにも改めてお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
これからも全力で働きます。