犯罪被害者支援条例の制定に向けた検討は進んでいるか
予算議会に続いて、改めて『犯罪被害者支援条例』の制定に向けた検討は進んでいるのかを市長に一般質問を行ないました。
この部分についての質疑応答をご紹介します。
フジノの質問
犯罪被害者支援条例の検討状況について。
他都市と違ってアメリカ軍基地があるために、アメリカ軍兵士絡みの事件が起こり、被害者は非常に困難な状況に追い込まれるのが本市に特有の状況です。
そこで、総合的かつ積極的な被害者支援の必要があるとの思いから、僕は平成18年第1回定例会にて『犯罪被害者支援条例』の制定を提案しました。
それに対して、市長は「具体的な支援策の内容や『犯罪被害者支援条例』の必要性については検討を進めていく」と答弁しました。
【質問】
そこで市長にうかがいます。
現在の検討状況はどのようなものでしょうか、ぜひお聞かせください。
市長の答弁
犯罪被害者への具体的な支援策と、『犯罪被害者支援条例』の現在の検討状況についてお尋ねがございました。
現在、県と市におきまして、国が定めた『犯罪被害者等基本計画』に示された施策について、それぞれどのような対応がとれるのか調査を開始したところであります。
今後、国の動向を見据えながら、調査結果等に基づいて県と市との間で各施策の実施主体についての調整を行った後、具体的施策を検討していく予定です。
また、条例につきましても、県との調整後に検討を開始したいと考えております。
フジノの再質問
『犯罪被害者支援条例』の検討状況についての質問については、県と市で連携をしながら国の計画等を見据えて調整をしていくということだったのですけれども、
僕は素早い対応が本当に必要になってくると思います。
そこで、現在把握しているスケジュール、可能な限り早く動くことが必要だと思うのですけれども、現在把握しているスケジュールについて、わかる範囲でぜひ教えていただきたいというふうに思っております。
企画調整部市民安全担当部長
今後のスケジュールはどうかということでございますが、今月中旬に県主催の主管課長会議において『調査の依頼』があったところでございます。
これを受けまして、今後6月21日までにその結果を県の方に報告をすることになってございます。
それをもとに、今後、県との調整を済ませ、その後に具体的な施策あるいはその条例について検討を始めてまいりたい、今のところはそういったスケジュールでございます。
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質疑応答は以上です。
今後の県との動きについても引き続き報告していきます!