『国際ユースフォーラム』に行ってきました!
今日は、13時から17時まで市立横須賀総合高校SEAホールで行なわれた
『国際ユースフォーラム~外国語スピーチ、パネルディスカッション&交流会~』
(主催:横須賀市・NPO法人横須賀国際交流協会、後援:神奈川県教育委員会・横須賀市教育委員会)
に行ってきました!
これは、政治家フジノにとって『2007年度の注目の新しい事業』の1つです。
今年度は3月31日で終わりなので
「年度末ギリギリでついに実現した!やった!」
という気持ちでいっぱいです。
フジノの筆力・説明能力の低さからこのフォーラムのメリットを書ききるのはムリですが、この『フォーラム』には、いくつもの大きな意味があるのです。
去年の2月末、予算案を担当部署にヒアリングをしながら
「これはどんなことがあってもこの先30年は続けるべきものだ」
と、フジノは考えました。
そして、実際に行なわれた現場を見に行ってその想いは確信に変わりました。
例え、時が経って、横須賀市やNPO国際交流協会の担当職員が全て入れ替わったとしても
「これは続けていかなければならない大切なイベントだ」
と、フジノは思います。
30年後に高い成果を生み出す「フォーラム」
プログラムは、書いてしまえばカンタンです。
このプログラムからでは、「現場の勢い」は伝わらないんだろうなあ。残念。
でも、必ずこの『フォーラム』は30年後に高い成果を生む!
- 第1部:スピーチ・ステージ発表
- 第2部:パネルディスカッション
- 第3部:交流会
第1部では、高校生のスピーチ・姉妹都市交換留学生の体験報告・寸劇みたいな劇・ヒップホップダンス・ショークワイアーが行なわれました。
湘南学院高校、県立岩戸高校、市立横須賀総合高校定時制、横須賀学院高校、県立追浜高校、県立横須賀高校、県立横須賀大津高校ダンス部、県立逗子高校のみなさんでした。
この第1部は、もともと国際交流協会が行なってきたもの。
高校生たちによる英語でのスピーチの発表や劇や歌などのステージ発表です。
自分の夢についてや世界平和についてやアルバイトの事やオレゴンへの短期留学の感想や環境問題についてなどを英語でスピーチがなされました。
みんなとても素直な想いが語られていて、良かったと思います。
これはフジノ自身の体験なのですが、『本当に真剣な想い』を日本語で話すとウソくさく聞こえた時期があります。
そのかわりに、英語でならば自分の素直な想いをきちんと話すことができた時期がありました。
こういうことを書くとスノッブな変人だと思われるでしょうが、大学時代の一時期、僕は日本語では話したくありませんでした。
本当の率直な想いを話すには英語の方が自分の想いにフィットしていた、という時期がありました。
たぶん、大半の日本人が『本音』で話すのを嫌がるからだと思います。
これは英語だけじゃなくて、外国語を話せる人なら多くの人々が僕と同じ体験をしたことがあると思うんです。
かつて、作家の村上春樹さんもデビュー作である『風の歌を聴け』を書くにあたって、最初はまず英語で全てを書いてからそれを翻訳して日本語にした、という逸話があります。
こういう感覚って、たぶん今日の高校生たちもきっと分かるのではないかな、と思います。
みんな、スピーチとても良かったよ。
スピーチに加えて、追浜高校のドラえもんはとてもかわいらしく、笑いが絶えませんでした。
大津高校のダンス部はとても楽しそうでした。
観客だけでなく演じたり踊っている人々が楽しめていることって、すごく大切だよね。
さらに、逗子高校のショークワイアーは、チケット代を払っても再び観たくなるような素晴らしいものでした。
「年2回公演をしている」とのことでしたがマジでまた観たい。
素晴らしかったです。
(※後日追記:毎年2回、定期演奏会を見に行くようになりました)
こうして、第1部が終わりました。
第2部はパネルディスカッション、第3部は交流会でした
ここから先は、コーディネーターの方と4人のパネリストの方々が会場の参加者を巻き込みながら『多文化コミュニケーション~言葉の壁を乗り越えるには~』を語り合いました。
英語・日本語・インドネシア語が会場を飛び交いました。
ああ、もっと書きたいんだけど体力的に限界になってきた。うーん、ごめんなさい。
このフォーラムはさらに、第3部ではカフェテリアに場所を移して、交流会が行なわれました。
こどもたちの未来を信じて行なう「種まき」
今日の『国際ユースフォーラム』をはじめとするいくつかの事業・イベントは、こどもたちの未来を信じておこなう種まきなのです。
政治家フジノが、アメリカ軍の犯罪を防止する為にいくつもの対策を市議会で提案してきましたが、こういうのは『対症療法』なのです。
- 対症療法=短期的な対策=今すぐ効果を出す必要がある対策
- 種まき=長期的な対策=未来への投資としての対策
こどもたちの未来は、コミュニケーションの壁を越えていく。
いや、彼ら/彼女らが大人になってもまだ実現はできないかもしれない。
でも、人と人はいつか必ずつながっていくことができる。
大人として僕たちは、この財政危機の横須賀市だから本当にささやかな予算しか使えないけれど、こどもたちを信じて、未来への投資をしたのだ。
来年も、再来年も、ずうっと続けていくべきだ。
うーむ、疲労で文章表現力が低下している。
でも、理解してくれる人がたくさんいることを僕は知っている。
行政の担当者の方々の中にも、高校生たちの中にも、同じこの想いを信じている人々がいることを僕は知っている。
みんなで、育てよう。
必ず人と人とはつながっていかれる。