「チケットを買っても観たい」と望んだ、逗子高校の吹奏楽部の定期演奏会に行きました!
今日は、神奈川県立逗子高校の吹奏楽部による『第33回定期演奏会』におじゃましました。
県立逗子高校の吹奏楽部との出会いは、今年2月3日に行なわれた『国際ユースフォーラム』の場でした。
外国語スピーチ、パネルディスカッション、交流会、と3部構成で行なわれたこの『フォーラム』で、県立逗子高校はショークワイアー(Show Choir)を見せてくれました。
その日の活動日記に
「チケット代を払っても再び観たくなるような素晴らしいものでした」
と、フジノは書きました。
そうしたら、それを読んだ関係者の方が今日の『定期演奏会』の日程を教えて下さったのです。ありがとうございます。
言葉のとおり、会場である横須賀芸術劇場に500円のチケット代を払って、入場しました。
横須賀芸術劇場が超満員!
仕事のつごうで上演開始には遅れてしまい、第2部からフジノは会場に入ったのですが、すでに超満員。大人気です。
そこで、フジノは5階の立見席から演奏を聴きました。
でも、それだけ満員になるような人気の理由もすぐに分かりました。
あらゆる世代・いろんな学校のブラスバンドと共演していました!
それにしても、県立逗子高校の定期演奏会の素晴らしいところは『ショークワイアー』だけではありませんでした。
それは、演奏会のタイトルが『フレンドシップ』と名づけられているとおり、あらゆる世代を超えた方々によって演奏・合唱がなされているからです。
ふつうのブラスバンドの演奏といえば、その学校だけの演奏会ですよね?
でも、逗子高校は違うのです。
世代を超えているのです。
例えば、フジノが入場した第2部の演奏を行なったのは、逗子高校と、以下の学校のみなさんなのですね。
16の中学校から中学生も参加して一緒に演奏をしているのですね。
すごい。
世代を超えたつながりはやがて大きな力を生み出します
今、このまちでは、いくつかの学校(小中学校)と幼稚園が連携をしています。
例えば、岩戸では学校が隣接しているので幼稚園と小中学校の結びつきが強い。とてもいいです。
先生同士、生徒同士、様々なつながりが行事や日常生活を通じてあるのです。
こういう公式・非公式な連携が強いと、いじめや不登校のきっかけになる「小1ショック」「中1ショック」が起こりにくくなるのですね。
進学によって激しく環境が変わることになかなかついていけないことを防ぐのです。
世代を超えたつながりが。かつては当たり前のものとして地域社会(コミュニティ)には存在しましたが、今はなかなか意図的に作らなければありえないわけです。
横須賀市にもいくつもの学校が積極的にこの世代間交流にがんばってくれていますが、もっと広げていかなければいけません。
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まさにこれを、1つの部活動である逗子高校の吹奏楽部が行なってくれているのです。
中学校とのコラボレーションだけではなく、地域のサークルや教室ともコラボしています。
第2部のパート2では、
とも共演を果たしています。
素晴らしいですね~。
『ショークワイアー』が観たくて足を運んだのですが、さらに素晴らしいところを見つけて、とてもうれしく感じました。
本番の演奏・合唱に至るまでには長い練習の日々があったと思います。
こうした練習の日々を通じて、いろいろな世代の方々が交流していくことは『人としての大きな成長』をもたらすはずです。
本当に素晴らしいことだと思いました。
残念ながら1時間ほどですぐ仕事に戻らなければならなくて、フジノのお目当てであるショークワイアー(第3部でした)は観られませんでした。
けれども、きっとまたチャンスはあるはず。
その時にはぜひ楽しませていただこうと思いました。
逗子高校吹奏楽部のみなさん、素敵な演奏をありがとうございました。
もしもこうした取り組みを知っていたらぜひ教えて下さい
横須賀の学校にもこういう素晴らしい取り組みをしている学校はきっとたくさんあるはずなのです。
若手の先生方との異業種交流会に参加させてもらったり、昨年1年間にわたって教育委員会を担当したおかげで、市内の小中学校&高校が少しだけ見えてきました。
でも、もっともっとあるはずなのです。
ぜひ「うちはこんなことやってるよ!」という声を政治家フジノに聞かせてください。
そして、ぜひ見学させてくださいね。