性的マイノリティに関する横須賀市の取り組みを「世界」が見つめています/「性的な多様性の保障」について市長・教育長への一般質問を終えて

世界が横須賀を見つめている

いわゆる性的マイノリティについての市長・教育長への一般質問は、日本各地からたくさんの反応がありました。

(お返事が書ききれなくて本当にごめんなさい!)

2008年予算議会で一般質問に立つフジノ

2008年予算議会で一般質問に立つフジノ


市長・教育長の答弁は、おおむね、とても高く評価されています。

そして先日は、台湾の方から

「一般質問の質疑応答を翻訳して紹介したい」

と連絡を受けました。

フジノの願いが少しずつ叶いつつあります。

願い。一般質問で、フジノはこう述べました。

性的マイノリティは、世界人権宣言に基づいた国際・国家レベルでの人権課題ですが、

同時に、地方自治体のレベルでも人権課題と位置づけ、性的な多様性を保障する取組みが必要不可欠です。

国全体での取組みが必要な課題も、地方自治体レベルでどんどん動いていくのです。

地方自治体が動けば、それは必ず全国へと広がっていくのです。

そう、自殺予防対策の時と同じです。
 
横須賀で動き出した動きは、いまや全国に広がりつつあります。

国内だけではありません。
 
世界のあらゆる国々からこのHPにはアクセスがあります。

このまちの取組みを、いつも世界が見ています。

横須賀のキャッチフレーズは『国際海の手文化都市』です。

けれども、このまちに外国籍の人々が多く暮らしているからそう呼ばれるのではありません。

例えば、かつて2004年5月にアテネで、IT分野で世界最高峰のWISTAからIT賞を公共分野で日本初の受賞を果たした時のように

世界に誇れる活躍をこのまちが果たしつづけるからこそ、『国際文化都市』と自らを呼ぶことができるのです。

財政があまりにも厳しいこのまちが、自らに誇りをもって歩んでいく為には正しいことを1つずつ実現していくことしかないと思います。

正しいこと、それは命を守ること。暮らしを守ること。

こんな当たり前のことを1つずつ実現していくことが今のこの国では、成されていません。

だからこそ、わがまちはそれを果たしていくのです。

必ず世界中が横須賀を見つめていくでしょう。
 
それは正しく評価されていくはずです。

背伸びをせず、できることを1つずつ地道に、命を守り、暮らしを守り、こどもを育み、 笑顔があふれるまちとなれば、このまちは誇りあるまちになるはずです。

だから、行政も政治も市民のみなさまも一緒になって、1つずつ、当たり前のことを実現していきましょう。

ファイトです。



後日追記

ご連絡いただいた台湾の新聞に、フジノの一般質問の様子が実際に掲載されました。

詳しくはこちらをご覧下さい。



2008年予算議会で一般質問に立つフジノ

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