ひとり親家庭の支援策(ソフト面)の報告書がでました
けさは『ひとり親家庭等自立支援の在り方検討会』の傍聴へ向かいました。
今日は、第7回。今年度の最終回です。
ソフト面の支援についての『報告書(案)』が事務局(横須賀市)から出されました。
「ひとり親家庭支援」はフジノの重要政策です
フジノは半年間にわたって、この『検討会』を全て傍聴してきました。
『検討会』での議論を援護射撃する為にも、あえて本会議でも市長に提案してきました。
何故なら、ひとり親(シングルマザー・シングルファーザー)の支援は2003年の当選直後からずうっとフジノの重要な政策課題なのです。
全国的に『ひとり親家庭への支援に取り組む政治家』はほとんどおらず、そのせいで、2004年は「シングルファーザーのドキュメンタリーを撮影したい」というテレビ製作会社がいくつもフジノのもとに取材依頼をしてきました。
ある時期には同時に3つのテレビ局から依頼が重なったことがあって
「何故、僕に取材依頼をかけようと思ったのですか?」
と尋ねると
「シングルファーザー支援をしてる政治家は少ないんですよ」
と言われました。
すごく大切な問題なのに、発言する人がいないならば、力不足でもしかたがないから僕が代表して発言するしかない...。
そう決心して、これまで必死で取り組んできました(あらゆる問題でいつもこのパターンですね...)。
いつのまにか『数少ないシングルファーザー支援の政治家』としてマスメディアの方々に認知されるようになりました。
そのせいでシングルファーザーについての統計が出るたびにいまだにメディアの取材依頼がやってきます。
報告書案には率直にガッカリさせられました
全国の政治家の中でもひとり親家庭支援に取り組む数少ないひとりがフジノ。
そんな風に受け止められている政治家がいるにも関わらず、じゃあ、横須賀のシングルファーザー支援が他都市よりも進んでいるかというと、そんなことは無いのです。
実際、今日出された報告書(案)には正直なところ、けっこうガッカリさせられてしまいました。
(もう少ししたら正式に発表される予定です。ここで内容をお示しできなくてごめんなさい)
特に今回の報告書では、
「『シングルマザーと比べたら所得は高いと世間に誤解されているシングルファーザー』」に対して思い切った経済的な支援を強くうちだせるのではないか」
とフジノは考えていました。
でも、大きな進展は1つはあったものの、まだ足りない。
ああ、2003年頃よりは当事者の方々の意見が行政にも届きやすくなったけれども、今は横須賀市があまりにも財政難のせいで自由な政策が取れなくて、本当に悔しい!
税金はこういうところに重点的に使うべきなのに!
もどかしい。情けない。
しかし、政策の優先順位は新中央図書館の建設なんかよりも絶対に高いのだから、ハコモノなんかよりもいのちと暮らしを守る為にもっともっと生の声を届けていかなければ!
くじけてなんかいられない。
こんなに晴れた素敵な土曜日の昼下がりにたまたまいわゆる『ひとり親』の家庭に生まれたこどもたちが
政治・行政のサポートによってとりのぞけるはずのさみしい想いをしていたり、切ない想いをしているならば、おれにはくじけてるヒマなんか一瞬も無いじゃないか。
がんばらなければ。
やれることを全てやらなければ。