学校裏サイト・ケータイ・プロフ、ネットの負の側面と戦う(その1)
今日は午後から教育委員会事務局が主催した『インターネット等有害情報緊急対策会議』を傍聴しました。
インターネットの『ネガティブな側面』が引き起こしている、あまりにもたくさんの問題があります。
小中学生・高校生たちがケータイやPSPなどで『学校裏サイト』『プロフ』などに毎日アクセスしている中で
いじめや自殺につながっているだけでなく、あらゆる犯罪に巻き込まれています。
被害者になるだけでなく、加害者にもなっています。
問題の深刻さは横須賀市でも同じです。
「リアルに大人は深刻な危機感を持つべきだ」と、フジノは市民のみなさまに強く訴えたいです。
こうした問題に対応すべく、学校、PTA、警察、NPOなどの関係者が集まりました。
現場の実態についての情報共有・現在行なっている対策の情報共有・意見交換・今後の対策など、かなり有意義な話し合いがなされました。
参加者みんなが高いモチベーションで問題解決を望んで参加していました!
まず最初に、どうしてもフジノが特筆しておきたいのは、
この問題の実態や事件など内容はどこまでも重たく厳しいのに、会議が終わった後に、フジノがこれほどまでにさわやかな気分になるとは思いませんでした。
理由は、この会議の運営の方法をはじめとして、参加しているメンバーのモチベーションの高さです。
いい会議でした。
この半年間くらいに参加してきた全ての会議の中で、最も良かった会議でした。
だから、内容の深刻さとは裏腹に終わった後に、『希望』を感じたのです。
問題に立ち向かう大人たちの姿は、こどもたちに『希望』を与えます。
大人たちが本気で戦う気合や姿勢を見せたら、
「きっと現実は変えられる」
「問題は解決できる」
と、周りの人々は『希望』を持つことができるのです。
フジノが会議の終わった後に感じたさわやかな気持ちは、確かに『希望』を感じたからこそ、そんな気分になったのだと考えます。
よりも、参加したメンバーのモチベーションがみんな高い!
1時間半の会議でしたが、傍聴していたフジノだけでなくも参加メンバーも終了後に
「時間が足りない!」
「もっと議論したい!」
「第2回をやるべきだ!」
と、口々におっしゃってました。
メンバーみんなが高い問題意識を持っていて、なんとかして「問題を解決する為に自分たちができることは何なのか」を必死に考えている。
これですよ、『意味のある会議』というのは。
先日、市の検討会・審議会に激しい怒りを覚えたと書きましたが、その怒りの対極にあるとても良い会議でした。
いち自治体にできることは限られています。全ての大人が立ち上がって下さい!
2年前にいじめ・いじめ自殺に関わった時にインターネットの負の側面を中学生たちにヒアリングしてそのひどさを知りましたが
あれから2年が経って、さらにネット機器は進化していて、サービスは多様化していて、こどもたちはさらに餌食になっています。
この危機感や問題意識を共有できる大人たちが、こんなにも居てくれたことをうれしく感じました。
市民のみなさま、いち地方自治体だけで解決できる問題ではありませんが、少なくとも横須賀市はこの問題と本気で戦いはじめていますから。
だから大人のみなさん、リアルな危機感を僕たちと共有してください。
こどもたちの裸の写真がネットに掲載されたりとか、それで脅されたりとか、起こってますよ、このまちでも。
学校にできることは限られています。
全ての大人が立ち上がらなければ、解決できないですよ!
絶対に2回目を開催してくださいね
教育長、今日は本当に素晴らしい会議でしたよ。
運営に関わった担当者のみなさんをどうか高く評価して下さいね。
そして、第2回を必ず開催して下さいね。
(会議の具体的な中身は次回書きます)