横須賀市議会で「たった1人きりの無所属・無会派」になりました/政治家を辞めるまでフジノはこの道を貫きます

たった1人きりの無所属・無会派になりました

1期目から全く方針は変わらないのですが、フジノは『政策』についてならば、いくらでも質問にお答えしてきました。

けれども、その他のことには、ほとんど全く関心がありません。 

ですから『政局』などについては、フジノは全くお答えすることができません。関心が無いからです。

フジノはただひとりきりで、いつもやるべき仕事をひたすら行なっていくことだけが使命だと考えています。

まず、どうかそのことをご理解下さい。

基本的にHPにも『政策』とは無関係な話は書きたくありません。

また、他の政治家の話も、フジノには全くカンケーありません。

けれども、この数日間、どこに行っても、あらゆる場所で、いろいろな市民の方に「フジノはどうするのか?」と質問されます。

そこで、何十回も同じことをお答えするのが大変なので、フジノ自身のこの件についての意見をあえてこのHPで正式にお伝えします。

この記事をもって、どうかこれ以降はこの件について質問しないで下さい。



 
新聞報道や、吉田議員ご自身のHPですでにみなさんご存知のとおり、

これまで『無会派』であった一柳ひろし議員吉田雄人議員が、会派入りしました。

2008年11月13日・神奈川新聞より

2008年11月13日・神奈川新聞より


これによって、43名の横須賀市議会議員のうち、会派に入っていないのは、瀧川きみえ議員とフジノのみになりました。

ただし、瀧川きみえ議員はローカル・パーティー(地域政党)である『神奈川ネットワーク運動』に所属していますので、『無所属』ではありません。

つまり、

  • 政党に入っていない(=無所属)
  • 会派に入っていない(=無会派)

は、横須賀市議会ではたった1人フジノだけとなりました。

無所属・無会派はフジノたった1人だけなんて、絶滅寸前の動物みたいですね。



これからもずっとフジノは最後まで「無所属」「無会派」でいます

この数日間、市民の方々から、何十回も尋ねられた質問はこの2つです。

(質問その1)
「フジノくんも会派に入らないの?」

(質問その2)
「やっぱりフジノくんも会派に入らないと政策が実現できないんじゃないの?」

フジノの答えは、


(回答その1)
「絶対に入りません」


(回答その2)
「いいえ、ひとりきりでも政策は実現できます」

です。

ちょっと下の図を見ていただきたいのです。
 
地方議会改革についての本から、図をお借りしました。

『図解 地方議会改革―実践のポイント100』140ページより)

住民からみれば会派は幽霊

住民からみれば会派は幽霊


この本は、『地域政治論』を専攻する江藤俊昭さん(山梨学院大学・教授)が出版したものです。

図中の赤線を引いた部分なのですが、政治家になる前もなった今も僕も同じ想いを持っています。

あなたは、会派って何のことか分かりますか?
 
僕にはよく分からないです。

あなたは、横須賀市議会に会派がいくつあるか、知ってますか?

僕には即答できません。
 
会派に関心が無いから分からないんです。

政治家であるフジノでさえこんなですから、市民のみなさまにもよく分からない存在だと思うんです。

だから、フジノは立候補した時に

「任期の間、会派には絶対に入りません」

と、あらかじめ公約で宣言しました。

市民のみなさまと同じ目線で政治をもっと分かりやすく身近なものとすることがフジノの役割だと信じているからです。

だから、初めての選挙(2003年)でも2回目の選挙(2007年)でも

「会派には入らない」

とフジノは公約しました。

選挙公約・マニフェストは、市民のみなさまとフジノとの契約ですから、その契約を破ることはありません。
 
契約を破る理由も見つかりません。

だから、フジノは会派には絶対に入りません。

それから、

会派に入らないと政策が実現できないかどうか、
 
という質問についてです。

横須賀市の自殺予防対策は、フジノがこれまでたった1人きりで提案してたくさん実現してきましたよね?

このことからも、わざわざ説明はいらないですよね?

フジノは1人きりでも、たくさんの政策を実現してきました。

だから、会派にフジノは入らなくてもこれまでどおり、公約で掲げた政策を実現していきます。



「ニューウイングよこすか」に期待しています

ところで...他の会派について語るのはルール違反かもしれませんが

新たに4人で船出する『ニューウイングよこすか』にフジノはとても期待しています。

そもそも一柳議員も吉田議員も、言うまでもなく、政策実現能力の高い政治家です。

また、おふたりが入ることになった会派『ニューウイングよこすか』のメンバーである上地克明議員佐久間のりお議員のおふたりは、政治家としても人間的にもとても尊敬できる方々です。

これまでもくりかえしこのHPで記してきたとおり、上地議員は、横須賀市議会で最も財政に詳しい方です。

マーケティング手法による情報収集・分析・政策提言能力の素晴らしさは他の議員を圧倒しています。

一般質問で市長に対して財政について上地議員が質す時は市長も答弁において一目おいているのをハッキリと感じるほどです。

また、佐久間議員は、政治家としてだけではなく人として、とても尊敬している方です。

政治家としても真摯で、決して大勢に流されない姿にはこころを強く打たれます。

冷静さと同時に、激しい熱意を持つ佐久間議員の政治姿勢は、たとえ何かの問題でフジノと立場が違っても聞かずにはおけない、説得力のある発言ばかりです。

市議会での一般質問は、毎回とても勉強になります。

そんなこともあってフジノは、2007年に行なわれた市議会・副議長を選ぶ投票では佐久間議員に投票しました。

つまり、もともと1人でバラバラに活動していたとしても政策提案・政策実現の能力が高く、かつ個性ある4人があえて1つの会派に集まったのですから、これはかなり強力なチームになるのではないかとフジノはとても期待しています。

ぜひ市議会を活性化していくエンジンになってください!



政治家は敵同士ではないとフジノは信じています

政治家はみんな敵ではなくて、このまちを希望を持てるまちに変えていくチームなのだとフジノは考えています。

その目的を実現する為の手段や方法が違うとしても、このまちの現在・未来を良いものにすることが全員の共通のゴールなのです。

横須賀市議会がもっと市民のみなさまに期待される存在になって、さらに、その期待に応えられる存在になるようにこれからもがんばっていきたいと思います。



2008年11月13日・神奈川新聞より

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