こころのボランティア養成講座(4日目)へ
今日は、お昼から横浜・西口のかながわ県民ホールへ。
かながわコミュニティカレッジの連続講座(3月末まで18コマ)の『こころのボランティア養成講座』の4日目です。
(第1回の様子はこちら)
本日のテーマは『共に生きる地域づくりⅠ』。
お2人の講師からお話をうかがいました。
いつもは満員の教室の中で、フジノはかなり緊張しながら受講しているのですが、今日にかぎっては、ややリラックスしながら過ごすことができました。
講師の加藤さんが施設長をしている『パレッタ』は、わがまちの作業所です。
高校時代からフジノにはとてもなじみがあります。
また、『全国精神障害者地域生活支援協議会』(ami)の常任理事でもある加藤さんとは、つい先週も一緒に千葉県の『リカバリー推進フォーラム』の企画委員会に出席しました。
隣同士の席に座って、かなり激しく議論させていただいたばかり。
(この様子を見た他の企画委員会のメンバーから 「横須賀には個性的な人が多いなあ...」と苦笑いでした)
加藤さんの講義は、お話もとても惹きつけられましたが
ふと途中で
「ちょっとフジノくん、立ってみて!」
と言われて、説明のお手伝いをさせられたりして、楽しく1時間半があっという間に過ぎていきました。
「チャラ男でも政治家?」みたいな・・・
帰りがけに、他の参加者の方から話しかけられて、駅まで歩きながら意見交換をしました。
その方は、
「そもそもあなたみたいな茶髪にヒゲのチャラ男が、何故こんな精神保健のボランティア講座に来ているのか?」
と、過去4回のあいだ、疑問に思っていたそうです。
それが今回、講師の加藤さんと親しげに話しているのを講義で見て
「一体、何者なのだ?」
と思ったそうです(苦笑)。
「ふだん何をしているのか」
と尋ねられたので
「ふだんは市議会議員をしていて、大学時代には臨床心理学を専攻していて、精神保健福祉士の国家資格も持っている」
と話したら
どひゃーっと驚かれて、その後の僕への対応が変わりました(涙)。
その対応を見て僕は、しょせんは肩書きかよ、とガックリ。
精神保健福祉のボランティアにとりくもうという方々なのだから、せめて外見で他人を判断したり区別するようなことはしないでほしいなあと、ちょっと失望しました...。
●
いいかげん政治家になって6年も経つのだから、我ながらこういう方々の反応(てのひらがえしで良くなる)には慣れなければ、ガマンしなければ、とは思うのですが...。
世の中の多くの人々が学歴や職歴や肩書きにとらわれていたり、外見や見た目でまるでその人の中身まで分かったように振る舞うのが、僕はとても大キライで、とてもイヤです。
人は外見でも無いし、肩書きでもありません。
もうそろそろ、みんな、そういうことに気づいて下さい。
やれやれ。