「リカバリー全国フォーラム2010」が大成功に終わりました!
精神保健医療福祉のあらゆる立場を超えて日本のリカバリーをすすめていく為の『リカバリー全国フォーラム』が、昨年に続いて、開催されました!
今回は、9月10日・11日の2日間にわたって、東京の文京学院大学を会場に開かれました。
しっかりと報告をしたいのですが、9月15日に市長への本会議での質問を行なう準備をしていてホームページをきちんと更新することができません。
そこで写真と1行ほどの紹介を記しますので、雰囲気だけでも感じていただけたらうれしいです。
第1日目
まず、『基調講演』と『トークライブ』です。
約900人が入れる最も広いホールは、満員となりました。
全国から来て下さったみなさま、本当にありがとうございました!
お昼休みは、ふだん大学生たちが使っているカフェテリアにて。
文京学院大学はすごくきれいでした。
午後はまず、記念講演です。
『リカバリー』と言えばやはりこの方ですよね。
WRAP『元気回復行動プラン』の生みの親であるメアリー・エレン・コープランドさん!
再び来日してくれました。
続いて、大きな会場からみなさんは11の分科会場へとそれぞれ移動しました。
この分科会は2日間で合計23とその数も多いのですが、どの分科会も内容がおもしろいのですね。
フジノは分科会を運営する側だったのですが、もしもお客さんとして参加していたとしたら「同じ時間帯に参加したいものが複数あるから困ったなぁ」という感じ。
フジノは『分科会11・ピアサポートの部屋』というタイトルで、広田和子さん(精神医療サバイバー)と有村律子さん(全国精神障害者団体連合会)と3人で司会を担当させていただきました。
2時間の分科会を30分延長して、さらに終わった後も参加者の方々とお話をして、気づいたらもう夕焼けも落ちていました。
下の写真は、『分科会11』の司会者トリオで、足のマッサージ器に座って休憩しているヒトコマです。
広田和子さん(写真右)についてはこのホームページで何度も紹介していますから、もうあらためて説明はいらないですよね?
『障害者自立支援法』を廃止した後の『障がい者総合福祉法(仮称)』をつくる部会などをはじめ全国の精神障がいのある方々の為に走り回って下さっています。
そして、有村律子さん!(画像まんなか)
高校・大学時代の誰にも助けを求められなかった頃のフジノにとって、『ぜんかれん』と『ぜんせいれん』は初めて本当の気持ちを受け止めてもらえた団体なのですが
有村さんはその『全国精神障害者団体連合会(ぜんせいれん)』のたちあげメンバーの1人であると共に
『精神障がいのある方々へのホームヘルパー制度』を実現するにあたって大きな役割を果たした方なのです。
今でこそ当たり前になっていて多くの方々がそのサービスを受けている精神障がいのある方々へのホームヘルプはかつては無かったんです。
だからフジノにとって有村さんという存在は、日本の精神保健福祉における『リビングレジェンド』の1人なのです。
こんなビッグネームのお2人と一緒に分科会をやるフジノのプレッシャーたるや、すさまじいものがありました...。
夜6時半くらいから、懇親会でした。
懇親会もぎゅうぎゅうの状態。
昨年から1年ぶりの再会を果たせた方々とちょっとお話をして、決算議会まっただなかのフジノは市長への質疑をつくるために途中で帰りました。
懇親会はまだ続きます。
(2日目につづく)