障害者基本法の抜本的な改正を実現したい。そして、総合福祉法へ
今日は、『横須賀市障害者施策検討連絡会』による、毎年恒例の『学習会』に参加しました。
毎回、すごい講師の方をお招きして、障がい福祉についてお話をうかがいます。
昨年(2010年)の学習会には、大熊一夫さん(ジャーナリスト)が来てくれました。
今年は、『障がい者制度改革推進会議』の議長代理として、まさに今、多忙を極める藤井克徳さん(JD・常務理事)が講師でした!
(配布された資料はこちら。大切な資料もたくさん配られましたので、ぜひご覧くださいね!)
JD常務理事の藤井克徳さんが講師です
藤井さんと言えば、障がい福祉の世界では本当に素晴らしい論客として知られています。
NPOの理事長をしている僕の友人は、藤井さんのようになりたくて大学院に入り直しました。多くの方々からとても尊敬されている方です。
今日も本当に大切なことをたくさん話してくれました。
いつも藤井さんのお話をうかがうたびに、この国の障がい福祉政策を絶対に変えていくのだとフジノは改めて決意します。
まもなく3月中旬に、障害者基本法が改正される為の閣議が開かれる予定です。
政権の行方がどうなるか分からない中でも、この閣議までに(総理が変わろうが何だろうが)必ず障害者基本法の改正案をつくらなければいけない。
改正案の為に、『障がい者制度改革推進会議』が今まさに全力を尽くしています。
みんなで作り上げた『第二次意見』をもとに改正案が作られねばならないのに
政府は約束を破って、それをねじまげてしまいそうな原案を出してきました。
僕たちは、みんなの力で絶対にそれを止めて、報告書にもとづいた在るべき姿に変えなければいけない。
そして、必ず法改正を実現しなければいけない。
これから障がい福祉の世界では3つの山場(基本法改正、総合福祉法の制定、差別禁止法の実現)がやってきます。
まず第1の山場を乗り越えなければ、その後の大きな山も乗り越えられません。
みんなでがんばっていきましょうね!