「下町浄化センター」などの汚泥から高い濃度の放射能が検出されています
すでに横須賀市のHPやマスメディアの報道などでもみなさまがご存じのとおりですが
5月に下町浄化センターの汚泥などから放射性物質が検出されました。
震災前にはその汚泥を焼却した灰を受け入れてくれていた民間企業が、現在は受け入れ拒否をしています。
その為、現在は『下町浄化センター』で保管しています。
(この活動日記でも書きました。詳しくはこちら)
汚泥焼却灰は飛散しないようにフレコンバッグに入れて、コンクリートの建屋に保管しています。
ご不安の声をいただき、横須賀市では4ヶ所の浄化センターの放射線量を測定しました
その為、市民の方々から
「汚泥焼却灰を保管している『下町浄化センター』の周りは汚染されないのか?」
「流れ込んだ雨水が集まっている『浄化センター』では放射線量が高いのではないか?」
などの不安の声をいただいておりました。
横須賀市では、そうした不安の声を受けて今回、市内4か所の浄化センターの『敷地内』『敷地境界』などの空間の放射線量を測定しました。
下町浄化センターなどの放射能の空間線量を報告します
今日発表した、4ヶ所の浄化センターでの放射線量の測定結果を報告します。
測定は、職員が地上1メートルの地点で行ないました。全て単位は『マイクロシーベルト/時』です。
『測定機器』は、このHPではすでにおなじみのアロカ社のNaIシンチレーションサーベイメータ(TCS-171)です。
(1)追浜浄化センター
(2)下町浄化センター
(3)上町浄化センター
(4)西浄化センター
『下町浄化センター』の汚泥焼却灰の保管場所では1マイクロシーベルト/時を超えてしまいました。
しかし、それ以外の場所では市内のモニタリングポストの値と同じような傾向です。
横須賀市では今回の測定結果を
「周囲に与える影響はないものと考えられます」
と分析しています。
とりいそぎ、報告は以上です。