『やっぱ愛ダホ!2012』に参加しました
昨年に続いて、今年も新宿駅東南口で開かれた『やっぱ愛ダホ!』の取り組みに参加してきました。
アイダホ(IDAHOT)とは『国際反ホモフォビアの日』の略称です。
1990年に世界保健機構(WHO)が精神疾患のリストから同性愛を削除した5月17日を記念日に指定しているのですが
アイダホを記念して2007年から日本でもこうして全国各地でイベントが行なわれています。
新宿駅東南口はいつもすさまじい人であふれていますが、土曜日の今日もいつもどおり混雑していました。
そんな中、こうして『多様な性にYES!』を訴えられることは、とても素晴らしいことだと感じます。
全国から寄せられたメッセージを新宿で読み上げました
さらにうれしいことに、今年はなんとフジノもメッセージ代読をさせていただきました!
一緒に活動させてもらえるだけでもありがたいので、これにはこころから感激しました。
『やっぱ愛ダホ!』の場に託して頂いた全国からの想いのこもったメッセージです。
1通ずつ読み上げながら、フジノが代わりに読ませてもらうことの責任の重さと同時に深い感謝の気持ちを感じました。
これはいつも書いていることなのですが、フジノのまわりにはオープンリー/カミングアウトしている方が多くて
フジノのまわりという限定された空間においては『性的な多様性』はまるで実現していることのように錯覚してしまうことがあります。
けれどもそれは広大な砂漠のあちこちにオアシスがあるように、単なる限られた仲間内での『精神的な受け止め方』でしかなく
文化的・経済社会的・法律的にはいまだ『多様性』は保障されていないのが現実です。
例えば、先週5月9日、アメリカでオバマ大統領が現職の大統領として初めて『同性婚』を支持すると表明して大きな話題になりました。
けれども、日本ではまだまだ話題になることすらありません。
このような現状を変えて、より広く深く多様性が保障されるようにするにはもっと政治的な取り組みが必要です。
そんな中、昨年の統一地方選挙では石坂わたるさん(中野区議)と石川大我さん(豊島区議)のお2人が、わが国では初めてオープンリーゲイとして公職に選出されました。
石坂さん・石川さんとは政治家に転職する前からの知人ですが、政治業界に仲間が増えてくれたことは本当に心強いです。
『IDAHO』のイベントを横須賀で開催するのが昨年からのフジノの目標です。
来年こそは、必ず横須賀で開催できるようにしたいです。
一緒に活動してくれたみなさまに感謝してます。
そして、メッセージを送ってくれたみなさま、ありがとうございました。
来年はぜひ横須賀で一緒にイベントを開催しましょうね!