吉田市長が突然「(仮)よこすかウォーターサービス」設立の断念へ
22日(金)の予算決算常任委員会が終わった後に、突然、吉田市長が副市長らと各会派の控え室をまわって
『(仮称)株式会社よこすかウォーターサービス』設立を中止することになった
と報告して回りました。
無所属のフジノに対しては「これから向かうので控え室に残っていてほしい」といった声がけも市長側から全く無かったので、フジノは席を外していました。ですから、フジノは他の議員からの伝聞だけで、市長らの公式な説明を一切聴いていません。
「正式には25日(月)にペーパーで経緯を報告します」との連絡が議会事務局を通じてありましたので、今日、そのペーパーを受け取りに来ました。
全議員宛に配布された経過報告のPDFファイル版はこちらです。
市長は記者会見を行なわず。新聞各社も報じず
それにしても、金曜日に市長から各会派に対して報告があったのに、土曜日も日曜日もけさになってもどのメディアも全く報じなかったことに強い違和感をおぼえました。
フジノは、金曜日の時点ですぐに市長らは記者会見を行なうべきだと感じました。
しかし、記者会見は行なわない方針だと聴きました。そうした姿勢に問題を感じたフジノはあえて金曜日の時点でツイッターでこの問題をツイートしました。
「吉田市長、よこすかウォーターサービス設立、挫折」
日頃はフジノのツイートをよくチェックしている新聞各社なのに、この問題に関しては追いかけたところは無かったようです。
今のところ、市長が記者会見を開いた様子はありません。
「詳細は調査中ではありますが、設立を中止したことを報告します」
これだけでいいのです。
決定事項を今お伝えできる範囲で市民のみなさまに全て報告するのは絶対に必要です。
市長の情報発信の在り方にフジノは大きな問題を感じます。
明日、緊急質問が行なわれる予定です
明日の6月議会最終日では本会議において、緊急質問が行なわれる予定です。
フジノは今回、『よこすかウォーターサービス』設立に賛成票を投じた1人ですので、質疑は行ないません。
しかし、市議会が正式に可決した議案を市長1人が「断念した」と一方的に発表することが許されるのか、とても疑問です。
少なくとも、市議会もその理由に納得をした上で断念をする為の正式な手続きが必要なはずです。つまり、『よこすかウォーターサービス』設立の分の予算をカットする補正予算案を正式に可決しなくてはならないはずです。
こうした手続論をはじめとする、あらゆる不透明な経緯について市議会としては厳しく追及すべきだと思います。