責任重大な『民生委員推薦会』へ出席しました
今日は、フジノが今年1年間にわたって就任している『民生委員推薦会』(平成24年度第1回)に出席しました。
2012年5月31日に辞令を受けた時に記した通り、
この『推薦会』は、前任の民生委員が引越しなど何らかの理由でお辞めになった為に欠員が出ている地域の新たな民生委員に就任する候補者を審査して推薦する為の会議です。
とても大きな責任が伴う、重要な会合で身が引き締まります。
資料一式はあらかじめ郵送されていますので、それらの事前の読み込みはもちろんのこと、『民生委員法』や『民生委員法施行令』や『横須賀市民生委員法施行取扱規則』などを予習してきました。
欠員が民生委員11名・主任児童委員2名に対応する為に新たな候補者の推薦を協議しました
こうしてついに今日の会合に臨みました。
横須賀市では2012年4月1日現在、民生委員の定数533名に対して欠員が11名出ています。
また、主任児童委員は定数38名に対して欠員が2名出ています。
そこで、今日の『推薦会』の場にそれぞれの地域から候補者4名(民生委員3名・主任児童委員1名)が推薦されてきました。
フジノたち『推薦会』のメンバーは、『民生委員法』『同法施行令』等の関係法令・横須賀市が定めている『選任取扱基準』に照らして、各候補者の方々について審査をしました。
厳しい意見交換の結果、「推薦」を決定しました
最終的に、4名とも『民生委員推薦会』の結論として『推薦する』ことを決定しました。
結論だけ述べると簡単に見えてしまいます。
けれどもフジノも何度も質問し意見を述べましたし、他の委員メンバーの方々も繰り返し質問・意見を述べました。
形式だけのシャンシャンと終わるような会では全く無く、かなり真剣に厳しい意見が交わされました。
何と言っても民生委員・主任児童委員という仕事にはこの厳しい社会状況の中で大変な責務が求められているからです。
そして、我々委員には、その候補者を推薦するというとても大きな責任があるからです。
この『推薦会』の結論は、市長へ送られます。
市長はさらに社会福祉審議会に諮問します。
何度も何度も審査が成された末に、ようやく厚生労働大臣から民生委員へと委嘱されることになります。
「調書」のフォーマットの改善も議論されました
今日はさらに、候補者を推薦するにあたって記入する『調書』のフォーマットを改善する為の議論も行なわれました。
この『調書』は、これまで10~20年近く改善されてこなかったものです。
それを今の現実に対応した形へ変えようとするものです。
これもまた、とても大切な議論が行なわれました。
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今日の会議は、『部外秘』の扱いというか公にすることはできない資料も多い為、いつものフジノの活動日記と比べると、とても分かりにくいものになってしまいました。
ただ、みなさまの地域に必ずいらっしゃる民生委員・児童委員・主任児童委員の方々というのは、これほどの重みをもって選ばれているのだということをぜひ知っておいていただけたら、と思いました。