横須賀市初の「要求監査」へ/フジノの質問に対して監査委員事務局が「市長による要求監査を行なう」と答弁

「無会派」で各部局と勉強会を開催しました

今日は、朝から夕方まで市議会の会議室にこもって勉強会を行ないました。

毎夏、横須賀市議会では会派ごとに行政側と勉強会を開いています。

会派に所属していないフジノたちですが、『無所属』というくくりで集まって、毎年開催しています。

無会派による「勉強会」

無会派による「勉強会」


2日間で、2局5部の部長・局長・課長と意見交換を行ないます。
  

  • 教育委員会事務局
  • 政策推進部
  • 監査委員事務局
  • こども育成部
  • 健康部
  • 市民安全部
  • 資源循環部
  • 福祉部

本会議・委員会とは違う「平場」で議論できる、とても大切な機会です。今日も新たに学んだこともたくさんありました。

また、フジノからもいろいろな提案をしました。



監査委員事務局とフジノの質問で意外な事実が明らかに

特に、今日は監査委員事務局との意見交換において、意外な事実が明らかになりました。

フジノが質問したことがきっかけで

市長から監査委員に対して横須賀市では初となる『市長の要求監査』が求められている

ことが分かりました。

監査委員が行なうことができる監査にはいろいろな種類があるのですが、その監査報告書は『横須賀市報』で全て一般に公開されています。

監査報告書を読むのが好きなフジノは、全種類の監査を把握しているつもりでした。

しかし、フジノが1度も報告書を読んだことが無い監査が1つだけ、ありました。

それが、市長が監査委員に監査を求めるという長の『要求監査』です。



市長による「要求監査」が出されていました!

地方自治法第199条第6項長の『要求監査』というものがあります。

監査委員は、当該普通地方公共団体の長から当該普通地方公共団体の事務の執行に関し監査の要求があつたときは、その要求に係る事項について監査をしなければならない。

自らが経営トップである市長が身内である市役所に対して監査を求めるということ

フジノにとっては、かなり特殊な監査なのではないかと疑問に感じていました。

つまり、

身内での調査では把握しきれないから、市役所からは独立した立場である監査委員に依頼せざるをえない異常事態なのではないか、と。

ただ、いろいろ調べてみると他都市ではいくつもの事例がありますし、決して特別なことでは無さそうです。



今回の「要求監査」は横須賀史上初

改めて、

「横須賀市ではこれまで『要求監査』を実施したことがあるのか?」

と質問しました。

すると、なんと今まさに吉田市長から要求が出されているということが分かりました。

横須賀市では初めての『要求監査』になります。

今後の行方をしっかりと注視していきたいです。

このことはまもなく12日に開かれる、市議会の生活環境常任委員会で報告されるのではないかと思います。

勉強会に参加して下さった市役所の各部局のみなさん、今日はありがとうございました。そして、おつかれさまでした。

明日も勉強会は続きます。

しっかり学んで、今後の取り組みに反映していきます!



後日談:8月29日に「要求監査」結果が出ました

8月29日に「要求監査」の結果が出ました。

こちらのブログ記事をご覧下さい。



無会派による「勉強会」

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