「リカバリー全国フォーラム2012」へ
今日は、東京・池袋にある帝京平成大学へ向かいました。
精神保健医療福祉の年1度のお祭り、『リカバリー全国フォーラム』です!
おとといに『前夜祭』として映画上映会があって、昨日が初日、今日は2日目です。
プログラムはぜひこちらをご覧ください。
全国から1300人もの方々が参加してくれました
8月後半といえど、まだまだ暑い、暑い!
池袋駅前の混雑とアスファルトからの照り返しでフラフラになりながら到着しました。
こんな猛暑の中、1300人を超える方々が参加して下さいました。
『リカバリー全国フォーラム』、過去最高の人数です!
全国から参加して下さったみなさま、本当にありがとうございます!
シンポジウム「これから10年のビジョン」
2日目の午前は『これから10年のビジョン』のタイトルでシンポジウムが開かれました。
午後は「リカバリー全国フォーラム」名物の盛りだくさんの分科会」
続いて、午後は『リカバリー全国フォーラム』名物=『内容盛りだくさんの分科会』です。
その数の多さ!
そして1000人を超える参加者のみなさんが、同時に10ヶ所以上で開催される分科会へ一斉に移動します。
まさに大規模なイベントなので、現場にはたくさんの人手が必要です。
毎回、福祉関係の大学に通う学生さんたちが協力して下さるのですが、今回も70名を超える学生さんたちがサポートに回ってくれました(ありがとうございます!)。
フジノたちは分科会「ピアサポートの部屋」を担当しました
午前の部が終わり、いったんお昼休み。
フジノたちはお弁当を食べながら、午後の分科会の打ち合わせをしました。
3年間連続で、ぜんせいれんの有村律子さんと『ピアサポートの部屋』でタッグを組ませていただいています(2010年、2011年の様子)。
分科会16『ピアサポートの部屋』には100名以上の方々が参加して下さいました。ありがとうございます!
この分科会には、NHKの取材も入りました。
*後日談*NHKのニュースでこの時の様子が報じられました。
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当初参加予定だった宇田川さんが自宅療養中で欠席となったことと、フジノが体調不良で参加できるかどうか不明であったこともあって、ピンチヒッターとして山内正人さん(NPO法人地域精神保健福祉機構:コンボ)が司会を勤めて下さいました。
これが実に見事な采配というか、山内さんの司会はお見事で、どんぴしゃでした。
分科会『ピアサポートの部屋』は、間に休憩を挟んでの2部構成です。
第1部は、各地で実践を行なっている方々から活動の報告をしていただきました。
写真は、活動報告をして下さったみなさんです。
左から3番目から右に向かって
- 加藤道広さん(おたすけclubぴあかん)
- 澤田優美子さん(青梅精神障がい者ピアサートグループぶ~け)
- 渡口泰子さん(ドリームファクトリー)
- 岩下洋三さん(元気+サークルズ@清瀬)
です。
その後、15分間の休憩に入ったのですが、会場の参加者の方々からご質問を頂いたり、お話したり、出演者のみなさんの前に行列ができてみなさん、大人気でした。
続く第2部では、約10人ごとに10グループに分かれて、ピアサポートの集まりを実際に体験していただきました。
時間は30分間です。
「30分間は長いかな?」と思いきや、どのグループもあっという間だったようで「話し足りない!」という声ばかりでした。
ピアサポの部屋、大成功でしたね!
来年もこの分科会でお会いしましょう!
写真は、有村さん&フジノのタッグと、見事に司会の大役を終えた山内さんのスリーショットです。
ピアサポ分科会に参加して下さったみなさま、また来年もぜひこの分科会でお会いしましょうね!
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それぞれの暮らす地元に帰ると、いつもの日常がずっと変わらないように続いていて、『リカバリー全国フォーラム』で感じた高揚感も一瞬で消えてしまうかもしれません。
ピアサポ活動を立ち上げるのは簡単でも、すぐに消えてしまうことも多いです。
そのせいで「ピアサポは『シャボン玉』だ」と言われてしまうくらい。
実際には『活動を続けること』は、とても大変です。くじけてしまうこともあるかもしれません。
でも、だからこそ毎年1回ここに来て、みんなで語りあってみんなで充電して、みんなで元気をプラスしていきましょう!
そしてまた自分の暮らす地域での日々の活動のエネルギーにしてほしいのです。
その繰り返しの先にはきっと必ずピアサポートが実現しているはずですから。
(続く)