山本太郎さんとフジノには、これまで3つの共通点がありました。
- 1974年生まれの38才。
- 映画業界に在籍した経験がある。
- 3月11日以降、脱原発に本気で目覚めた。
まもなく、4つ目の共通点が生まれようとしています。
- 政治家に転職。
フジノは、再び彼と同じ業界で働くことができる日をこころから待ち焦がれています。
フジノは、彼の挑戦をこころからうれしく感じます。
けれども、うれしさと同時に、深い憤りと怒りを感じています。魅力的な1人の俳優が、テレビや映画の世界から干されたのです。この現実に、深い失望を感じています。
業界から干された彼は、演じることができなくなってしまいました。
だから今、彼は本当のことしか言えません。
そんな彼を追い出したムラに僕も問いたい。本当のことを言って、何か不都合でも?
残念ながら、メロリンQの時代の彼についてはよく知りません。
僕が彼を知ったのは映画『バトル・ロワイアル』と『GO』、俳優としてでした。素晴らしい演技でした。
その後も『252』『カイジ』などをはじめ、いつも主役を食ってしまうような鬼気迫る演技をぶちかますバイプレイヤーとして、気になって仕方がない存在でした。
そんな彼が『脱原発』を訴えたせいで、今はブラウン管の世界から完全に干されています。
どこのテレビ局も彼を使いません。映画も舞台も。
僕は4月に美輪明宏さんの舞台『椿姫』に出演した姿を最後に、彼の演技をずっと観ていません。
日本のテレビ・映画界は1人の個性的な俳優のキャリアを絶ってしまいました。
悔しい。惜しい。納得できない。
僕は、もう1度、彼の姿を観たい。テレビに映る彼の姿を、どうしても僕は観たいです。
だから、もう1度彼の姿をテレビで観る為に、僕は全力を尽くすことに決めました。
彼にどうしても出演してほしい番組があります。
それは、NHKの『国会中継』です。
僕は、彼が国会中継で語る姿を観たい。
僕は、彼が脱原発を国会で語る姿を観たい。
みなさんも観たくありませんか?
どうか僕の願いを一緒に叶えて下さい。