今年もスタートしました
年末恒例の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をスタートしました。
世間がクリスマスのイルミネーションで華やかに彩られる12月末から三が日が明けるまで、毎年、フジノは街頭に繰り出して『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行なっています。
年末年始は市役所などが閉まってしまいますが、365日年中無休でオープンしている『横須賀こころの電話』の紹介をはじめ、いざという時に役に立つ情報をみなさまにお伝えしました。
まもなく2012年が終わります。
14年間にわたって、自殺に追い込まれた犠牲者数が毎年3万人を超える異常事態が続きました。ようやく今年は3万人を下回る見込みと言われています。
自殺、3万人下回る可能性
今年1〜11月の全国の自殺者は前年同期比9.8%減の2万5,754人になったことが7日、警察庁の統計(速報値)で分かった。年間の自殺者が1997年以来、15年ぶりに3万人を下回る可能性が強まった。
統計によると、11月までの自殺者は男性が1万7,840人、女性が7,914人。
今年の月別の自殺者はいずれも2千人台だった。前年同期に比べると、2、3月が前年よりわずかに多かった以外はいずれも減少。特に5月は25.5%、6月は24.1%の大幅減となった。
警察庁は1978年から自殺者の統計を取り始め、1997年までは2万人台で推移した。
(2012年12月7日・共同通信より)
3万人を下回ることは、大きな節目ではあります。
けれども、2万人を超える方々が犠牲になっている事実に変わりはありません。1人でも犠牲者がいらっしゃる限りは、対策にますます力を入れていきます。
横須賀市では、最新の統計によると、2011年は84名の方々が自殺の犠牲になりました。本当に残念です。
犠牲がゼロになるその日まで、しっかりと取り組みを進めていきます。