大学生からの取材依頼
フジノの『選挙ポスター』について、早稲田大学の学生さんから取材させてほしいとメールが来ました。
『選挙ポスター/情報の発信者と受信者間のギャップ』
についてレポートを書け、という課題が『社会学』で出されたそうです。
そこでインターネットで検索したところ、フジノの選挙ポスターの画像が2ちゃんねるに載っていたとのこと(*これは実際に会ってから聴きました)。
それを観たのがきっかけで、関心を持ったそうです。
カフェトークを訪れるので質問に答えてもらえたらありがたい旨のメールを頂きました。
社会学のレポート課題
メールで送られてきた質問は、こんなでした。
- 選挙ポスターに込めた想いはどのようなものか?
- 写真を撮る時やレイアウトを決定する時に何か意識したか?
- ターゲットはどのような人たちか?
- 製作にかかった費用はいくらか?
基本的にあらゆる取材をお断りしているフジノですが、これらの質問はフジノにとっても興味深かったので、受けてみようと思いました。
どんなレポートが完成するのか、読んでみたいと思いました。
ただしカフェトークはあくまでも交流の場なので、「最後まで参加してくれたら、ご質問にはお答えします」と返事を出しました。
埼玉県から来てくれました
そして今日、学生さんはちゃんとカフェトークに来てくれました。しかも、埼玉県から2時間かけて(ありがとうございました!)。
約束どおり、ばっちりカフェトークにも参加してくれたので、喜んでお答えしました。
逆に、フジノからも学生さんに質問を投げ返しました。
- 限られたスペースしかない選挙ポスターで『政策』を伝えられると思うか?
- 現行の選挙の在り方で市民の想いを反映する政治家が選べると思うか?
その場で答えはお聴きしなかったのですが、ぜひこれから先の人生の中で考えてみてほしいなあと願いながら問いかけてみました。
レポートの参考資料として、過去3回の選挙ポスターをお渡ししました。
本当は欲しくなかったと思うのですが、「ありがとうございます!」とポスターを受け取ってくれました(笑)。
あさって月曜日がレポート提出の締め切りだそうです。どんなレポートに仕上がるのでしょうか!?
永遠のギャップ
情報の『送り手』と『受け手』の間には、限りないギャップが存在している、と常々フジノは考えています。
かつてのような『マスメディアの時代』から、個人個人が情報発信できる『インターネットの時代』に変わっても、それは同じです。
それは、最善の努力によってあらゆる手段を用いても「永遠に変わり得ない」ことだとフジノは考えています。
人は分かりあえない。
フジノはそう考えています。
ただその一方で、それをあらかじめ理解しつつも、あえてそれを乗り越えられるようにすることが大切だ、とフジノは信じています。
人は分かりあえない。
それでも、分かりあおうと願って努力を続けるのだ。
これがフジノです。
さて、あなたはどんな風に考えますか?