3月は自殺対策強化月間です
今年も自殺対策強化月間の取り組みがスタートしました。
自殺による犠牲者を無くす為の活動は、毎日とても地道な活動が続けられています。
ただ、横須賀市でも毎年3月には「あえて外へ打って出る」取り組みを、特に強化しています。
その1つが『街頭キャンペーン』です。
2012年度の街頭キャンペーンは、今日からスタートしました。
フジノの質疑を受けて新たなチラシが追加!
今日は、夕方の汐入駅前でリーフレットの配布を行ないました。
実は、今回配布するリーフレットの中に「『多重債務特別相談会』のお知らせ」を加えていただきました!
3月1日に市長に対してフジノが行なった質疑を受けて、『多重債務特別相談会』の2013年度のスケジュールを記した新たなチラシを追加して下さったのです。
本会議での質疑からわずか5日間(!)という短い期間での、保健所健康づくり課の迅速な対応にフジノは深く感謝しています。
今年の3月末で『中小企業金融円滑化法』が終了します。
全国で中小企業の1割にあたる40万社が資金繰りのリスケジュールを受けていたのですが、3月末からはリスケジュールが受けられなくなります。倒産する企業は増えていかざるをえません。
経済的な困難を抱える方々が増えることも想定してセーフティネットをしっかりはる必要があります。
自殺対策に関わる全国のみなさま、どうかこのことを強く意識していて下さいね。
どうかよろしくお願いします!
配布しているリーフレットのご紹介
リーフレットの中身をご紹介します。
まず、最新版の『よこすか心のホットライン』です!
『睡眠チェックシート』と
新たに今年から毎月開催となった『自死遺族の分かち合いの会』と『自死遺族相談』のお知らせと
『市民ゲートキーパー養成研修』のお知らせも入っています。
ゲートキーパー養成研修は3月中にも3回開かれます。
22日の講座はまだ申し込み受付中なので、ぜひ関心のある方はご参加下さいね。
『生き難さに寄り添う講演会~ゲートキーパー養成研修~』
日付 | タイトル | 場所 | 申込 |
3月7日(木)14時~15時45分 | 生き難さを抱え自ら命を絶つ人の現状と対策の必要性 | 保健所2階第1研修室 | 締切 |
3月11日(月)14時~15時45分 | 傾聴 | 締切 | |
3月22日(金)14時~15時45分 | 様々な生き難さ―しかし、立ち向かえない人もいる― | 受付中 3月17日 |
定員:先着70人。事前申込制です。
電話でコールセンター(822)2500までお申し込み下さいね。
たくさんの方々のご協力いただいています
横須賀市の街頭キャンペーンは、保健所をはじめとする市職員だけが行なっているのではありません。
『自殺対策連絡協議会』のメンバーである医師会・NPO・市内3警察署・商工会議所などの様々な関係機関をはじめ、自死遺族の方々や『広報よこすか』で募集した市民ボランティアの方々も参加して下さっています。
汐入駅前にある『アトリエ夢喰虫』の方々や、汐入メンタルクリニックの方々も今日は参加して下さいました。
特に、汐入メンタルクリニックの阿瀬川孝治先生は、フジノ的に『今日のMVP』です。素晴らしい配布ぶりでした!
阿瀬川先生、外来の合間をぬって本当におつかれさまでした。ありがとうございます!
こうして、みんなで一生懸命の想いをのせてリーフレットを配布して、たくさんの市民の方々に受け取って頂きました。
受け取って下さったみなさまにも感謝しています。ありがとうございました!
次回は13日、北久里浜駅前です。
オマケ
街頭キャンペーンの後、フジノはその地域ごとに好きなお店で「買い食い」して帰るのも楽しみにしています。
汐入駅前といえば、『さぼてん』です。
配布中もずっとコロッケとトンカツのいい匂いがしていました。
北海道コロッケ130円を買って、その場でペロリと食べてしまいました。
次回の北久里浜駅前は焼き鳥を食べるのが楽しみです!