*3月29日追記*
本日、コバヤシ・ファシリティーズから急遽「人員確保が実現できなくなってしまった為、申請を取り下げたい」との連絡を受けました。
それを受けて、横須賀市としては「4月1日からの指定を行ないわないこと」を決定しました。
人員確保のめどがつきしだい、再度の申請・再度の指定が行なわれるはずです。
4月1日からのスタートは延期となりました。フジノとしては改めて看護・介護人材の確保の難しさを痛感しました。
下の文章は、今後の再度の申請に向けてそのまま掲載をしておきたいと思います。
素晴らしいお知らせ
とても良いお知らせがあります。
4月1日から24時間対応型のホームヘルプ&訪問看護がスタートします!
事業所の名前は『さくらんぼ武山』。
対象地域は『衣笠』『久里浜』『北下浦』『西』の4行政センター管轄区域です。
今日開催された『介護保険運営協議会』で、『指定の申請』が無事に承認されました。
これによって、ついに横須賀でも24時間365日の訪問介護・看護がスタートします。
本当に良かったです!
昨年12月の活動日記でフジノがお知らせした2事業所(ジャパンケアサービス、聖隷福祉事業団)は2013年の夏以降のスタートです。
『さくらんぼ武山』は一足早いサービス開始です。つまり、横須賀市で初めてのスタートになります。
先ほどの2事業所は、国の補助金を利用してスタートさせるものです。
かたや『さくらんぼ武山』は、補助金を利用せずに、民間事業者が自己資金のみでスタートさせるものです。
補助金を活用する/しないを問わず、24時間のサービスをスタートするには『市の指定』を受ける必要があります。
今日の『介護保険運営協議会』では、『さくらんぼ武山』の申請について審議されました。その結果、『市の指定』が決定となりました。
住み慣れた自宅で安心して暮らせるサービス
定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは、何か?
自宅で24時間365日の訪問サービスを受けられる画期的なサービスです。
具体的な内容を『さくらんぼ武山』の実際の写真からご紹介してみますね。
まず、介護認定を受けている方々(利用者)が『さくらんぼ武山』に申し込みをします。
このサービスが利用者に必要なサービスだとされたら、ケアプランが作られます。
ケアプランに基づいて、1日に数回、ホームヘルパー・看護師等が「定期的」に自宅を訪問してくれます(定期巡回サービス)。
今回の場合、『さくらんぼ武山』のある武1丁目から、ホームヘルパーさん・看護師さんらが利用者の方々のご自宅へと向かいます。
利用者のみなさまには、必ず『ケアコール端末』が渡されます。
簡単なスイッチだけのスマートフォンで、これがいざという時に役立ちます。
もしも体調が悪くなったり不安が押し寄せてきた時には、手元のケアコール端末で「SOS!」を出すと、24時間対応のオペレーターにつながります。
オペレーターと言っても、実際に自宅まで来てくれる看護師・介護福祉士の方につながります。
毎回見ず知らずの方が出るコールセンターとは違って、ふだんからケアを受けている顔見知りの方が返事をしてくれます。
そして必要があれば、ご自宅へと急行して来てくれます(随時対応サービス)。
住み慣れた自宅で安心して暮らしていくことができるようになります!
これが24時間対応型の訪問介護看護です。
これこそ、『地域包括ケア』の切り札なのです。
もっと数を増やさねばいけない
『さくらんぼ武山』は4月1日スタートで、まずは5名の方々の利用を予定しているとのことでした。
順調にいけば、2013年中に60名の方々のご利用を見込んでいるそうです。
こんな素晴らしいサービス、誰もが受けたいですよね?
でも、まだまだ数が足りません...。
横須賀市内の要介護認定を受けている高齢者の方々は、1万8,274名です(2011年11月現在)。
そのうち、このサービスを利用できるのは、今のところわずか60名。
もっともっと増やしていかなければなりません。
この24時間対応型の訪問介護看護サービスを市内全域に広めていくことは、フジノの夢です。
2025年を前に「絶対に実現させなければならない」と強く願っています。
絶対に必要なサービスなのです。
これはフジノの夢であるとともに、社会福祉を守る政治家としての使命です。
どうか市民のみなさまの力を貸して下さい。
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介護保険課・指導監査課・高齢福祉課、そして、スタートは赤字になるのが確実であるにも関わらず手を挙げて下さった『コバヤシ・ファシリティーズ』のみなさん、ありがとうございます!