横須賀方式、2013年度も継続します
本日、教育長から市議会に対して、下の通り、報告がありました。
学校給食と学校敷地内の放射線量測定について(お知らせ)
横須賀市では、児童生徒の安全を確認するため、学校給食や学校敷地内の放射線量を測定しています。
その結果や今後の予定を、次のとおりお知らせします。
1.学校給食の放射線量測定について
- 24年度後期分の測定結果
市ホームページ(こちらです)に掲載のとおり - 24年度測定結果から推計される内部被ばく線量
1年間の小学校給食188食分 最小値 0マイクロシーベルト 最大値 1.353マイクロシーベルト ※最大値は検出下限値に相当する放射性セシウムが含まれていたと仮定して推計
(参考)家庭での食事が学校給食と同程度と仮定し、上記測定結果をもとに年間被ばく線量を推計すると、最大で7.881マイクロシーベルトとなります。この値は、食品による放射性セシウムの年間許容被ばく線量1ミリシーベルトの100分の1以下です。
- 25年度の学校給食の放射線量測定について
24年度と同じ方法で 25年度前期分(4月11日~10月11日)の放射線量を測定します。
給食食材は月1回3品目ずつ、児童に提供した給食は1週間(5日分)ごとにまとめて測定します。
提供食は測定ごとに異なる小学校から採取します。
測定結果は上記の市ホームページに掲載します。
- 学校給食での牛肉、干ししいたけの使用について
23年度に暫定規制値を上回る牛肉、干ししいたけが流通したことを受け、学校給食での牛肉、干ししいたけ使用を中止していますが、今後、使用再開に向けた検討を行っていきます。
再開時にはあらためてお知らせします。
2012年度後期に続いて、2013年度前期も学校給食の放射線量の測定を続けていくことが正式に決定しました。
2011年10月から、横須賀市教育委員会では学校給食の食材の放射線量を「事前」に測定し、かつ実際に提供した給食を「事後」に測定してきました。
いわゆる『横須賀方式』として全国に知られているものです。
フジノは、教育福祉常任委員会での予算審議でも『横須賀方式』の継続を取り上げました。
その時点では教育委員会による答弁は「実施に向けて調整中」というものでした。
それが今日、ついに正式に発表されて、とても良かったです。
市立学校の側溝などの放射線測定も継続します
もう1つ、大切な発表がありました。
学校給食と学校敷地内の放射線量測定について(お知らせ)
2.学校敷地内の放射線量測定について
24年度に学校敷地内の側溝等の放射線量を測定し、本市の除染基準を超える土砂は、処分先が決まるまでの措置として、学校敷地内の児童生徒が通常立ち入らない場所に埋設しています。
埋設場所の空間放射線量は他の場所と同等です。
25年度も必要に応じ学校敷地内の放射線量の測定等を行います。
今までの測定結果は市ホームページ(こちらです)に掲載しています。
事務担当
・給食に関しては、学校教育部学校保健課給食係 直通822-8487
・敷地内の放射線量測定に関しては、教育総務部学校管理課管理係822-8534
学校敷地内に除染土を仮置きとして埋設していることから、市立学校の放射線量の測定を行なってきました。
こちらも継続していきます。