南足柄市による漁網受け入れの表明について
今日(5月10日)、加藤周平・南足柄市長は南足柄市議会に対して、全員協議会の場で『漁網の受け入れ』を報告しました。
4月8日の箱根町長による受け入れ表明に続いて、県内では2カ所目となります。
横須賀市資源循環部を通して、南足柄市が記者発表で配布した資料が届きました。
上の画像の文章は、次の通りです。
災害廃棄物(漁網)の南足柄市最終処分場への受け入れについて
当市では、東日本大震災による災害廃棄物(漁網)について、受入れ条件を満たすことを前提に、岩手県洋野町の漁網の受入れについて、本日(5月10日)の議会全員協議会に報告したので、お知らせいたします。
1.受入れの理由
東日本大震災から2年を経過したにもかかわらず、被災地では災害廃棄物(漁網)の処理は遅々として進んでいません。
被災地の処理だけでは限界があり、被災地の復旧、復興のためには、災害廃棄物(漁網)の広域処理は不可欠です。
いつどこで災害が起きるかわからない状況で、当市も被災地となる可能性があります。
こうした中、国難ともいえる未曾有の災害で被害を受けられた被災地の方々のことを考えるとき、困った時は お互いさまとの思いから、被災地の漁網の広域処理に協力し、被災地のお役に立ちたいと考えています。
具体的には、漁網の安全性を大前提に、南足柄市最終処分場においてその受入れを考えています。
2.漁網の受入れ条件
放射線濃度は、100ベクレル/kg以下
※1kg当たり100ベクレルとは、一般食品の基準値と同じ値です。
3.受入れ量
洋野町からの漁網100トン〜200トン
また、下の説明資料も配布されました。
東日本大震災の被災地支援について
以上です。
後日追記
翌日の神奈川新聞が以下のように報じました。