駆けずり回った1日でした
今日は、朝から夜まで『こども家庭福祉』に関わる分野の仕事で駆けずり回った1日でした。
まず、霞ヶ関の厚生労働省へ向かいました。
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厚生労働省第23専用会議室前に立つフジノ(朝10時)
子宮頸がん予防ワクチン等の副反応を検討する厚生科学審議会の『副反応検討部会』の傍聴です。
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ついに日本版ACIPを目指した取り組みの第1回が開催されました。
ワクチン接種の中止を訴える方々で傍聴席は埋まり、会議の間にもヤジが起こるなど、大荒れでした。
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審議会委員につめよる傍聴者を撮影しようとメディアが一斉に押し寄せました
フジノは子宮頸がん予防ワクチン接種をすすめてきた立場です。
けれども、被害者救済こそ迅速に取り組むべきだと訴えてきました。
重篤な症状に苦しむおこさんを持つ方々の必死の訴えに、とてもこころが痛みました。
横須賀へとんぼ返り
時間が無かったので、厚生労働省の地下の食堂でカレーをかきこみました。
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地下1階にある職員食堂のカツカレー580円です
10分で食べて、横須賀へとんぼ返り。すぐに市役所へ向かいました。
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福祉部にて、障害福祉課長から『放課後等デイサービス』の市内の状況や課題についてヒアリング・意見交換をしました。
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ひとことで言うと、障がいのあるこどもたちの学童保育です
先日『海風学園』を訪れた時に、6月から新たにスタートする『コッコロ』のことを書きました。
こうした取り組みのことを『放課後等デイサービス』と呼んでいます。
現在、横須賀市内に『放課後等デイサービス』は8ヶ所あります。
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横須賀市内には8ヶ所の放課後等デイサービスがあります
ただ、中学生まで対応できるのは6ヶ所です。
これに6月から馬堀海岸駅前に『コッコロ』がスタートして、ようやく7カ所目となります。
障がいのあるこどもたちの数からすれば、圧倒的に少ないのが現実です。
もっと政治家としてフジノができることは無いのか、改めて考えていきたいです。
児童福祉審議会へ
またもや予定の時間を超えてしまい、ダッシュして『はぐくみかん』へ向かいました。
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3時間睡眠で厚生労働省→横須賀にとんぼ返り→障がい福祉課→児童福祉審議会に駆けつけました!
今年、新たに重要な取り組みがスタートする『児童福祉審議会』を傍聴しました。
重要な取り組みとは、再来年から始まる見込みが高まってきた『子ども子育て支援新制度』のことです。
財源を消費税の増税が実施されることが前提としている為、まだ完全には断言できないのですが、再来年2015年4月スタートがほぼ確実視されています。
わずか約2年間で、ニーズ調査・計画づくり・基準策定などあらゆる作業を行なわなければならないハードスケジュールです。
しかも、子どもたちの教育・保育というものすごく大切な仕組みづくりです。
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児童福祉審議会の配布資料11。ついに横須賀市版こども子育て会議がスタートします
児童福祉審議会が終わると、こども健康課長、こども育成部長とフジノは1時間ほど意見交換をしました。
今年は「こども家庭福祉」にとって特に重要な年です
ようやく夜になって、自殺対策のご相談をうかがったり、在宅療養・地域包括ケアに関する文献を調べたり、というふだんの仕事パターンに戻りました。
ふりかえってみると、1日の大半を『こども家庭福祉』に費やすことができたのは、とても久しぶり。
今年は『こども家庭福祉』の分野で大きな動きがあります。

本格的な計画づくりがスタートします
こどもたちをより良い形で守り育んでいく為には、市町村がしっかりと新たな施策の変化に対応していかなければなりません。
フジノ自身も、もっともっと現場に入っていかねばならないし、もっと政策に詳しくならなければならないと感じています。
社会保障・社会福祉のあらゆる分野に課題が山積みなので、取り組まなければならないことはいくらでもあるのに体はひとつしかないので、うまく時間を配分して、あらゆる課題に全方位で対応できるようになりたいです。
がんばります!