今日は、ずっと雨でしたね。
フジノはお昼から、汐入駅前のベイサイドポケットへ向かいました。
昨年に続いて、『民生委員・児童委員大会』に来賓としてお招きいただきました。
横須賀の民生委員・児童委員のみなさまが一堂に会する、大切な機会です。
毎年5月12日の『民生委員・児童委員の日』にあわせて、全国でいろいろな活動が開かれています。
横須賀市での取り組みの1つがこの『民生委員・児童委員大会』です。
民生委員・児童委員、本当に素晴らしい仕事です。
東日本大震災では、たくさんの民生委員の方々が命を落としました。
地震発生後、本来であれば高台に避難することができた民生委員の多くの方々が、担当地域のご高齢の方々の避難を助ける為に地域へと戻っていって、津波へ飲み込まれてしまいました。
民生委員の仕事は、まさに命を賭して命を守るものなのだということを痛切に感じさせられました。
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民生委員の任期は3年間です。
今期のみなさまは東日本大震災の直後に就任された方々で、今年いっぱいで任期が終わります。
特に今期のみなさまに対して、2011年3月11日以降の厳しい日々を、ともに地域福祉を守る為に全力を尽くした同志なのだという想いをフジノは持っています。
昨年(2012年)度、フジノは『民生委員推薦会』委員も勤め、任期中の欠員を推薦する役割も担わせて頂きました。
みなさまには、ただひたすらに感謝の想いでいっぱいです。
任期は12月まであと半年ですが、どうか最後の引き継ぎが終わるその時まで、地域で暮らす市民のみなさまの為に、一緒にがんばっていってください。
どうぞよろしくお願いします。
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また、今年は鈴木達也会長が定年を迎えて、引退しなければなりません。
鈴木会長は、民生委員・児童委員の横須賀市の会長であると同時に、神奈川県全体の会長も勤めて下さっています。
フジノが政治家に転職して以来、地域福祉の重要性に初めてリアリティーを持って教えて下さったのが、鈴木達也会長です。
地域福祉を担って下さった先輩方が相次いで引退していくことが、フジノにはさみしくてたまりません。
けれども、そうした良き先輩方の築いて下さったこのまちの福祉を、僕たちの世代がしっかりと受け継いで守っていかねばならない、という決意は常に持ってきました。
東日本大震災のような大災害は、必ず再びやってくるでしょう。
また、災害が起こらなくとも、貧困や低所得、病気や障がい、十分な教育を受けられないこどもたち、劣悪な環境での暮らし、雇用の悪化や失業など、向きあわねばならないことは常にあります。
民生委員・児童委員のみなさまとともに、政治家として全力を尽くして地域福祉を守っていきたいです。