教育福祉常任委員会で視察へ
今日は、教育福祉常任委員会での視察でした。
視察先は3ヶ所です。
- 市立横須賀総合高等学校
- 和順保育園
- 中央斎場
10名の委員メンバーが2台の車に分乗して、まずは久里浜へ向かいました。
最初の目的地は、横須賀市内には1校しか無い『市立』の高校である横須賀総合高等学校です。
インクルージブ教育を総合高校で実現したい
横須賀総合高校、フジノは大好きです。
生徒の教育の為の理想的な学校づくりの壮大な試みとして、とても大切に感じています。
これまでも、何度も何度も見学に来ました。
さらに、友人のお父さん(幼い頃からとてもお世話になりました)が副校長先生だった時期もあって、より強く親近感を抱いてきました。
フジノが総合高校と関わった一番最初のきっかけは、2003年4月。
「障がいのあるこどもたちが総合高校へ進学できるしくみを創りたい」
という保護者の方々の集まりにお招きいただいてお話を伺いました。
幼稚園、小学校、中学校までは障がいのある子も無い子も地域の学校で共に学んできたこどもたち。
けれども高校進学となると、特別支援学校(旧・養護学校)しか選択肢がありませんでした。
障がいのある子も無い子も高校で学べるようにしたい。
3高校が統合されて新たに開校する総合高校で『インクルーシブ教育』を実現したい。
その想いで活動を続けてこられた保護者の方々と2003年に出会いました。
フジノはその想いに深く共鳴しました。
そして初当選以来、現在に至るまで市議会でもこの提案を繰り返し行なってきました。
2013年現在、この団体は存在していません。解散してしまいました。
おこさんたちの学齢期が過ぎていくとともに、その活動は次のステップ(働くこと)へと発展していきました。
けれども今でもフジノは同じ想いを持ち続けています。
フジノは、障がいのあるこどもたちが高校に受け入れられるべきだと信じています。
かつて、このまちでは『共に学ぶ総合高校を考える会(とも総)』という、「障がいのあるこどもたちも市立総合高校で学べるようにしたい」という活動をしている団体がありました。
すでにモデル事業に取り組んでいた大阪をのぞけば、この活動に取り組んでいたのは全国で横須賀だけでした。
こんな誇るべき市民活動が、今は終わってしまったのです。
けれども政治家としては、絶対に間違っていないこの活動を終わらせません。
(2008年2月26日の活動日記より)
総合高校の図書室には、政治家フジノが購読している専門的な福祉の雑誌も配架されています。
例えば、『月刊福祉』や『季刊社会福祉研究』などです。
これはとてもうれしいです!
社会福祉の現場で働く大人も、大学院生も、愛読している雑誌です。
高校の図書館がこれらを購読してくれて、読めるチャンスがある生徒たちはとても恵まれた教育環境で学んでいると思います。
*さらに『週刊福祉新聞』『こころの元気プラス』『手をつなぐ』『保育の友』『月刊学童ほいく』なども購読してくれたら完ペキです。司書の先生、よろしくお願いします!
こういうところ1つ取っても、総合高校は良い学校だなあとフジノは感じます。
(その2へ続く)