午後から快晴になりましたが、けさは強い雨がずっと降っていましたね。
湿気も高くて暑くてたまらない1日でした。
今日、フジノは朝いちばんで横須賀アリーナ(総合体育館)へ向かいました。
『高齢者健康のつどい』というスポーツイベントに参加する為です。
横須賀市スポーツ推進委員協議会と横須賀市老人クラブ連合会の協力のもと、横須賀市の主催で毎年『高齢者健康のつどい』を開催しています。
ご高齢の方々の健康の維持・向上を図ること、健康意識を高めることが目的です。
参加者の資格は、60才以上であることです。
90才以上の参加者の方々もお越し下さり、開会式では記念品が贈られました。
さらに、つい先日視察に訪れたばかりの市立横須賀総合高校から、吹奏楽部のみなさんが参加してくれました。
音楽の演奏だけでなく、競技にも参加してご高齢の方々と交流して下さいました。
地域で行なわれている『健民運動会』とイメージは似ていますが、こちらの『高齢者健康のつどい』は、競技の内容はやはり軽めのものがメインです。
例えば、2人で風船をカゴに入れて運ぶ「おさるのかごやリレー」や、鬼の人形の顔にボールをあてる「まとあてリレー」などです。
最後には、参加者のみなさんで民謡を踊ります。
フジノは5月に捻挫した足首の痛みがひかない為、準備体操まで参加させていただいて、後は2階の観客席から応援させていただきました。
以前この活動日記で記した通り、これまで『スポーツ』に関わるあらゆるイベント・行事にフジノは参加しないようにしてきました。
けれども、5月から『スポーツ推進審議会』委員に就任させて頂いたので、今年は市内のスポーツにも積極的にフジノは関わっていくことに決めました。
こうして参加した最初のイベントが今日の『高齢者健康のつどい』です。
特に、保健・医療・福祉の向上の為には、スポーツは切っても切れない大切な存在です。
こうした『つどい』に参加して下さるご高齢の方々は、もともと健康や運動への意識が高い方々であるのではないか?
老人クラブ連合会ともスポーツ推進委員協議会とも関わりの無い方々(例えばフジノの母親など)は、こうした『つどい』に参加すらしないのではないか?
今後10年のうちに、ビールトルズ・ローリング・ストーンズをリアルタイムで聴いてきた『団塊世代』のみなさんが後期高齢者へ移行していく中で、果たしてスポーツに参加していただく為のイベントとして現在の『つどい』の在り方で参加していただけるのか?
かねてからフジノが提案してきたように、もっと保健師・栄養士の方々を始めとする健康増進の為の支援する専門家が地域へどんどん打って出て行って、お一人お一人にあった運動や体を動かす習慣づくりをきめ細かく行なったほうが実際には効果が高いのではないか?
そんないろいろなことを考えながら、フジノは観ていました。
いずれにしても、まずは今日、政治家生活11年目にして初参加させていただいて良かったと思いました。
今、健康寿命をもっと延ばせるようにすることが、政治・行政の大きな課題です。
それが単に「医療費を減らす為」という財政上の論理によって行なわれるのではなく、もっともっと「自らの人生を、最期の日々に至るまで、自ら選び、自ら決めていかれるようにする為」であることをいつも意識しながらフジノは取り組んでいきたいです。
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参加者のみなさま、本日は雨の中をありがとうございました。
総合高校吹奏楽部のみなさまもありがとうございました。