外国籍市民のひとり親への支援も必要だ
先日、市内で暮らす外国籍のシングルマザーの方からお話を伺いました。
彼女は、3人のおこさんを母国(フィリピン)に残して日本で働いています。
スカイプ(インターネットを使ったビデオ通話)で対話をするのが、何よりも毎日の楽しみだそうです。
それぞれのおこさんの父親は別々で、みんな日本人とのこと。
妊娠が分かった途端に、連絡が取れなくなったそうです。
これまでフジノは、いわゆる『ひとり親』(シングルマザー・シングルファーザー)の支援に取り組んできました。
けれども、その活動はずっと日本人の方だけを相手にしてきました。
というのも、今までは、外国籍の『ひとり親』の方に出会ったことが無かったからです。
ただ、41万人の横須賀市には、約5,000人の外国籍の方々が暮らしています(軍人は除きます)。
人口の1%にあたります。
その中には『ひとり親』の方がいらっしゃるのは、当然ありうることですよね。
このまちに暮らしている方であれば、誰もが守られるようにしなければなりませんよね。
市の人権課題にもとりあげられていません
横須賀市では、『外国籍市民の方々に対する取り組み』を人権課題として進めてきました。
昨年には4回の『人権施策推進会議』を開いて、今年2月12日には『報告書』もまとめたばかりです。
- 外国籍市民のこどもたちの就学
- 外国籍市民の相談・支援体制
- 外国籍市民の医療
- 外国籍市民の防災体制
改めて読み返してみたのですが、そこにも『外国籍市民のひとり親』への支援についてはありませんでした。
フジノが応援している市民団体『よこすかひとり親サポーターズひまわり』でも、外国人のパートナーと離婚した日本人の方々への取り組みは行なってきました。
でも、日本で暮らす外国籍市民の『ひとり親』への支援という形は無かったように思います。
フジノができることをもう1度しっかりと考えていきたいです。
ひとり親交流会のお知らせ
『よこすかひとり親サポーターズひまわり』が『ひとり親交流会』を開きます。
『ひまわり』は、自らも『ひとり親』であるみなさんが『ピア』として一生懸命に活動を続けてきてくれました。
その実績が評価されて、これまで横須賀市が主催してきた『ひとり親交流会』を、『ひまわり』が委託を受けて開催することになりました。
今週末27日(土)の開催です。
ひとり親交流会「気になる家計のやりくり」
テーマは「気になる家計のやりくり」です。
実家同居や、正社員・パートなど境遇別のケースを参考にやりくりのコツなどを一緒に交流しましょう。
申込は締め切りましたが、まだ若干受付中。
【日時】7月27日(土)10:00〜12:00
【場所】ウエルシティ市民プラザ5F 第3学習室(JR横須賀駅及び京急逸見駅共に徒歩5分)
【定員】15組程度
【費用】無料
【その他】保育あり
【申込み】こちらからお申込みください。
ぜひご参加下さい!