社会保障・社会福祉を守るのがフジノの使命です
かねてからフジノは、財政危機のこのまちを変えなければならない、と訴えてきました。
何故なら、日本はもう今までの日本では無いからです。
フジノは来年40才になりますが、今年生まれたこどもたちが40才になる頃(2060年)の日本をイメージしてみて下さい。
- 生まれてくるこどもの数は「現在の半分」になります。
- 人口は「現在の68%」に減り、さらに長期的な減少トレンドが続きます。
- 超高齢社会が続き、「3人に1人」が高齢者となります。高齢化率はさらに高くなります。
日本はもはや高度経済成長のような時代には、戻りません。
そんな将来に向けて、フジノの政治家としての使命は『このまちの社会保障・社会福祉を守ること』です。
その為に、やらねばならないことはハッキリしています。
- 『ハコモノ3兄弟』をはじめとする税金のムダづかいを徹底的にカットしなければならない。
- 今までの取り組みに優先順位を付けて、いのちに関わる取り組みを再優先にした予算に切り替えていかねばならない。
- 上の世代が逃げてきた『税金・料金などの値上げ』もしなければならない。
こうしてフジノは、社会保障・社会福祉を守る為の『財源』を確保していきます。
下水道使用料の値上げについて知って下さい!
今日は、『下水道使用料の値上げ』について、フジノの想いを市民のみなさまにお伝えしたいのです。
フジノは2期目の立候補をした選挙(7年前)から、下水道使用料の値上げを公約に掲げてきました。
どうみても、もはや財政がもたないことは当時から分かっていました。
しかし、それからもこの問題は先送りされ続けてきました。
市民のみなさまへの周知も全く行なわれてきませんでした。
それがようやく今、市議会のスケジュールに取り上げられるところまできました。
下の資料は、今年6月議会で示されたものです。
下水道事業財政の収支見通し
次期実施計画期間(2014〜2017年度の4年間)の下水道事業の財政収支見通しは、 図1のとおり、2017年度末で約49億円の資金不足となります。
この不足額を下水道使用料で賄うとすると、現行の使用料を平均で約26%値上げしなければなりません。
これを一般家庭の使用料に置き換えると、図2のとおり、1か月10㎥を使用した場合は226円の値上げ、1か月20㎥を使用した場合は518円の値上げとなります。
(2013年6月12日・市議会生活環境常任委員会・報告資料「下水道使用料の改定について」より抜粋)
上下水道局が示した『今後の予定』は以下の通りです。
- 2013年9月議会
料金改定素案の提示 - 2013年12月議会
下水道条例の改正議案の提案(2014年10月施行) - 市民周知
広報よこすか、水道使用量のお知らせ(裏面)、上下水道局ホームページを活用してわかりやすく説明していきます。
つまり、この9月議会で値上げ素案が示されて、12月議会で決定されて、2014年10月から値上げとなるスケジュールになっています。
こうした取り組みによってフジノが財政危機を乗り越えようとしているのはあくまでも『手段』であって、社会保障・社会福祉を守ることが『目的』です。
したがって、ただ『値上げ』をすれば良いとは全く考えていません。
市民のみなさまにその必要性を一緒に考えて頂いて、「賛成」はできなくても「納得」はしてもらえるようにしたいのです。
けれども、今の市政は全く市民のみなさまにこうした状況をお伝えしていません。
だから、フジノなりの伝え方で今日こうして情報をお伝えしました。
そしてもう1つ。
『値上げ』によって、所得の低い方々の暮らしが今よりも追い込まれてしまうようでは、それは本末転倒です。
今年6月に実施された『国民健康保険料の値上げ』がまさにその本末転倒のケースです。
『値上げ』そのものは必要でしたが、誰から値上げしたかといえば、所得の低い方々を中心としたものでした。これは完全に失敗です。
こうした失敗を繰り返させない為に、すでにフジノは下水道使用料の『値上げ』の方法についても具体的に市議会で提案をしてきました。
まもなくスタートする9月議会で、ついに下水道使用料の値上げ素案が上下水道局から示されます。
国民健康保険料・介護保険料・復興増税・消費税などのあいつぐ値上げによって、所得の低い方々や世帯が生活困窮へと追い込まれかねない現状をハッキリと直視して、この『下水道使用料の値上げ』がまちがった方向へ行かないようにしっかりとチェックしていきます。
市民のみなさま。
これからもしっかりと情報をフジノは出し続けます。
だからどうかみなさまも、フジノの声に耳を傾けて下さいませんか。
どうかお願いします!