猿島の火災、被害状況と原因について
昨日、猿島で起こった火災のその後の状況を環境政策部長から報告を受けましたので、市民のみなさまにお知らせいたします。
猿島公園の被害状況について
平成25年8月29日(木曜日)18時33分、猿島公園レストハウスから出火し、同日20時49分に鎮火確認した火災の被害状況について、現在の状況を下記の通りに報告します。
記
1.被害物件:
- レストハウス(物販棟) 木造平屋建(1階部分 床面積163.97平方メートル)
- ボードデッキ 木造(2階部分)
- 管理棟 木造一部RC造2階建(1階部分)
2.被害状況:
レストハウス(1階 床面積163.97方メートル)は全焼し、レストハウス上部(2階部分)に設置されたボードデッキ(消失面積は約200平方メートル)についてもほぼ全焼した状況。
また、管理棟(1階部分)の屋根及び柱の一部が延焼した。
3.火災原因:
出火の原因については、たばこやバーベキューの炭の不始末による疑いはありましたが、警察及び消防による調査の結果、不明となりました。
ということで、『原因不明』との報告を受けました。
猿島航路は当面、欠航が続きます
猿島航路に船を出している株式会社トライアングルのホームページでは、以下のように報告されています。
猿島での火災について(続報)
(前半部分は省略)
猿島航路の運航再開の目途はたっておりません。
少なくとも9月いっぱいの運航再開はないものと思われます。また、猿島バーベキューも当面の営業再開はございません。こちらも決まり次第、速やかにご連絡いたします。
8月30日夕方に、猿島では管理棟の電気が復旧し、消防関係者他スタッフが昨日に続き泊り込んで事後対策に当たっております。
8月30日の昼間に再び小さな炎が上がりましたが、直ちに消火されています。
皆様におかれましては、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
また、猿島へ行かれる予定でした皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。
(後半部分は省略。引用はここまで)
フジノが今日お会いした何人もの市民の方々からくちぐちに「今回の火災は残念だ」「猿島はレストハウスを再建できるのか」とご心配の声を頂きました。
これまでも猿島は幾多のピンチを乗り越えてきました。
今年6月末には、大雨と強風によって砲台構造物の一部が大木と一緒に落下してしまいました。
かつて2010年には、台風12号の影響で猿島桟橋が破損して2週間にわたって猿島航路が欠航となったことがありました。
さらに、1993年から1995年までは、海水浴場も閉鎖されて猿島航路は廃止されて、立ち入りそのものができませんでした。
そのたびに、いくつもの危機をのりこえてきたのが『猿島』です。
今回もきっと猿島は大丈夫なはずだとフジノは信じています。
どうか市民のみなさまにも見守っていただけますようお願いします。