ペッペ・デラックァさんが来日します
先日、映画『むかしMattoの町があった』について記しました。
イタリアの精神医療改革について、もっと知りたい方にぜひおすすめのイベントが開催されますのでご紹介します。
精神科医フランコ・バザーリアとともに働き、その改革の精神を受け継ぎ広めてきたペッペさんことジョゼッペ・デラックァさんが来日し、大熊一夫さん・伊藤順一郎さんと鼎談の会を行ないます。
『むかしMattoの町があった』自主上映会特別企画
鼎談 イタリア精神保健改革をもっと深く知りたい!
こんにちは。私たちは,「バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会」と申します。
イタリア全土の精神病院の完全閉鎖という,世界的にも類をみない精神保健改革の最初の20年を描いた映画『むかしMattoの町があった』を,全国の同志とともに自主上映しております。
さて,当会ではこのたび,イタリア・トリエステの前精神保健局長ジョゼッペ(ペッペ)・デラックァさんをお招きして,当会代表の大熊一夫,副代表の伊藤順一郎とともに鼎談の会を開催することになりました。
ペッペ・デッラックア氏(精神科医)は,イタリアの精神保健改革を牽引したフランコ・バザーリアに共鳴し,彼とともにトリエステの精神保健改革に参画して,精神保健センターの新設と病院の完全閉鎖に貢献した方です。
映画『むかしMattoの町があった』の実質的監修者でもあり,1975年に精神保健センター第1号がバルコーラ地区に誕生した場面は,映画にも描かれています。
私たちがぜひ日本にお呼びしたかった方の一人です。
講演会の詳細情報を以下にお知らせしますので,映画をご覧になった方も,ご覧になっていない方も,ぜひ,ふるってお申込みください。
- 日程:2013年12月10日(火)
- 時間:18時15分,開演 18時30分,終了 21時30分
- 場所:北とぴあ つつじホール
- 参加費:一般1000円,当事者・家族500円,学生500円
- 協力:地域精神保健福祉機構・コンボ
- 後援:精神保健従事者団体懇談会
- 申込み:こちら(イベント告知サイト「こくちーず」)よりお申込みください。
★〆切:12月6日(火)23時★
<問い合わせ先:ペッペ・デッラックア東京講演会事務局>
E-mail: 180matto.peppe@gmail.com
FAX: 042-329-7372
ぜひご参加下さい!