ひとり自殺対策街頭キャンペーン3日目
今夜はクリスマス。
『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』の3日目でした。
昨夜は10人のサンタボーイズ(見ず知らずの初対面の男の子たちです)が応援してくれたのですが、今夜はなんと3人のセクシーなサンタガールズが応援してくれました。
もちろん見ず知らずの初対面の女の子たちです。
ワイデッキはタイル貼りで足元から冷気があがってきて本当に冷えるのですが、超ミニスカートにハイヒールで風邪を引いてしまわないか心配でした。
「希望」を感じる
昨日も書いたのですが、ワイデッキには若い人たちがいつも集まっています。
はじめのうちこそ、彼ら彼女らは政治家の街頭演説ということで茶化したりしますが、少しずつフジノの想いを聴いているうちにすごく応援してくれるのです。
サンタガールズは、演説中にフジノがある単語を思い出せなかったりすると「●●じゃない!?」と助け舟を出してくれたり、本当によく演説の内容を聴いていてくれてるのが伝わってきました。
さらに、ワイデッキに到着した時・帰る時、今夜も飲食店の呼び込みの方々からも「おつかれさまでした」の声をかけていただきました。
みんな、とても温かい。
だから、僕は寒さになんか負けるはずが無いのだ。
先輩・同僚議員と共にワイデッキで政策を語りあう
そして、今夜さらにうれしかったことは、2人の市議会議員が声をかけてきてくれたことでした。
1人目は、母校(武山小・武山中・横須賀高)の先輩でもある伊東雅之議員(新政会)です。
伊東議員とは今、『教育福祉常任委員会』でご一緒させて頂いています。そして、いつも豊富な経験からアドバイスをくださいます。
例えば、政策論だけに偏りがちなフジノに対して、
「問題意識や提案は良かった。ただ、その政策を実現する為の具体的なアプローチ方法はこうするべきだ」
「さっきのフジノの質問の仕方では答弁する側も頑なにならざるをえない。こんなふうに質問してあげれば、行政側もフジノの望むように答弁しやすくなるよ」
などの実務的なアドバイスをくださるのです。厳しくも温かい、本当にありがたい、大好きな先輩です。
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実は今、『市立病院の在り方に関して大きな問題が起こりつつあること』を伊東議員から伺いました。
伊東議員は、これまで医療環境を守る為に必死に取り組んできた立場から、医療環境の悪化を強く危惧しておられます。
この問題を公的な場でしっかりと議論する必要性がある、とフジノも思います。
そこで、『例月協議会』(閉会中でも委員会に準じた議論ができる場)を開くべきではないか、と意見交換をしました。
寒空の下で「医療を守りたい」という想いで先輩議員がこうして一生懸命フジノに説明してくれて、その熱意に応えたくてフジノもどんな取り組みができるか必死に考えて、20分近く意見交換をしました。
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そして、2人目は西郷宗範議員(新政会)です。
街頭演説が終わるタイミングを待って、話しかけて下さいました。
西郷議員はとても実直な方で、今年6月の市長選挙を通じて「こんなに信頼できる人はいない」とリスペクトしています。
先ほど伊東議員からうかがった問題について、さっそく西郷議員にもお伝えして、市議会全体の問題として対応する為のご協力をお願いしました。どんな対応ができるかを一緒に考えて下さいました。
さらに
「そういえばフジノさん。ブログの写真みて気づいたんだけど、ボードの文字が間違ってるよ」
と教えてくれました。
西郷議員、ありがとうございます!
いのちを守りたい
吹きさらしの寒いペデストリアンデッキの上で、先輩・同僚議員が政党も会派もカンケーなく、こうやって熱く議論できるなんて、横須賀市議会ってとても良い議会だと思いませんか?
東京都知事がお金の問題で辞職をしたり、国会では特定秘密保護法が強行採決されたり、政治家というとネガティブなイメージしか市民のみなさまには無いと思います。
でも、市区町村の政治家たちは、必死で地域に暮らす人々を守りたくてみんな必死で毎日がんばっています。
だって、市民のみなさまも市議会議員も、同じまちで暮らしている同士なのですから。
いのちを守りたい。
その想いをみんな強く持っています。
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今夜もフジノは『希望』を感じました。
街頭に立っている1時間半のあいだに、サンタガールズの3人を筆頭にたくさんの市民の方々が話しかけて下さいました。
ずっと前から政治家フジノのことを知っている人もいれば、今夜初対面の方もいます。
自殺を減らしたい、できればゼロにしたい、そんなフジノの想いをまっすぐに受け止めてくれました。
さらには先輩・同僚議員とワイデッキで市民のみなさんのいのちを守る為の医療政策について語り合いました。
もちろん、日本全国では今日1日だけでも80名近い方が追い込まれた末に自殺の犠牲になっている現実があります。
それでもフジノは『絶望』ではなく『希望』を感じています。
明日もあさっても、できることを全力を尽くして取り組んでいきたいと改めて感じました。