何でも相談して良いと言われると逆に何を相談して良いか分からないという質問に答えて
今日もワイデッキで『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました。
昨夜の街頭キャンペーンでこういう質問をされました。
「どんな悩みでも困り事でも相談して大丈夫だと言うけれど、どんなことなら話して良いか分からない」
そこで今夜は、具体的なイメージを持てるようにできるだけ多くの事例を紹介していくことにしました。
大きな出来事から小さな出来事まで、小さな子から高齢の方まで、いろいろなことが実は相談してみたら気持ちが少しラクになることがあることを紹介していきました。
性的マイノリティについてもたくさんお話ししました
いわゆる性的マイノリティとされる方々についても、フジノのこれまでの取り組みを挙げてお話しました。
例えば、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・性分化疾患・アセクシャルなどについて説明をしました。
今夜も若い人々がワイデッキのベンチに座ってフジノの話に耳を傾けていました。
フジノの発した単語に触発されたのか、2人組の若い女性のうちの1人が友人に向かって「おまえ、レズ?レズ?」と大声で指をさして言いました。
そこでフジノは、『レズ』という単語を使うことそのものが蔑称として他人を傷つけるケースがあることをお話しました。
また、そうしたことから『レズビアン』という単語からあえて『レズ』を取って『ビアン』と呼ぶことを好む人がいる、ということもお話しました。
いずれにしてもどんな呼び方や単語であれ、人の数だけセクシャリティは存在することを知ってほしい。そもそもセクシャリティに限らず、人はみんなバラバラで違うことが当たり前で、それを『多様性』こそが自然なことだ、ということもお話しました。
ひととおりフジノの演説を聞くと、その若い女性2人組は改札の方へ向かって歩いて行きました。
たくさんの出会い
今夜は、ここで活動しているのがフジノだとあらかじめ分かった上で声をかけてきてくれた方が多かったです。
- フェイスブックでフジノの活動を知って、今日もいるかもしれないと思ってじかにフジノに会いにきた、という市民の方がいらっしゃいました。温かいミルクティーを差し入れとして持ってきて下さいました。
- 元市議の先輩が「ずっと聴いてたよ。がんばってるね!」と声をかけてきてくれました。
- 市内某中学校の校長先生が激励の声をかけてくれました。
その他の全てのエピソードを、ここに書き尽くすことはできません。
1時間半の夜のワイデッキにはたくさんの出会いがありました。
話しかけてきて下さったみなさん、ありがとうございました。
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マイクで話しているからと言って、遠慮しないで大丈夫ですからね。
そして、いきなり話しかけるのは緊張するという方もいらっしゃいますが、大丈夫ですよ。フジノに話しかけてくる人はたくさんいます。
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ついに明日で市役所をはじめとする公的機関が冬休みに入ってしまいますね。
しっかりと気合いを入れてフジノは働いていこうと思います。