2014年1月1日、元日。
今日から2014年です。新しい年になりました。
政治家に転職して以来、11年。
ずっと『年賀状』は一切出していません。また、政治家として招かれた『忘年会』『新年会』も全てお断りしています。
元日と言っても、フジノはいつもどおり働いています。
今日も『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました。
夜になっても強風が吹き続けて、ボードが飛ばされそうな勢いでした。いつもよりも寒かったです。
先日その活動を紹介した『ふとんで年越しプロジェクト』のフェイスブックページをチェックしていると、厳しい様子が伝わってきます。
公的支援が無いままに生活に困窮している方々が多く、すでにシェルターはいっぱいになりそうとのこと。また、体調不良な方や医療ニーズが高く救急搬送された方もおられるとのこと。
この厳しい寒空の下で、つらい想いをしている人がいることを決して忘れないようにしなければならないと思いながら、今夜の街頭キャンペーンを行ないました。
うれしい再会
今夜は、とても懐かしい人が声をかけてきてくれました。
フジノが初当選した2003年に出会ったAくんです。
里帰り中に家族とモアーズ8階のレストランで食事中にふと窓の外を観ると、ワイデッキで演説している人の姿を見つけてフジノではないかと思い、わざわざ降りてきてくれたとのこと(すごい!)。
就職と共に都内で暮らし始めた彼との再会は、7年ぶりくらいでした。
彼にはいろいろなことに協力をしてもらったのですが、特に思い出に残っているのは、2004年に竹中ナミさん(ナミねぇ)を横須賀にお招きしたことです。
事務局として、また当日の司会として、Aくんは本当にがんばってくれました。
当時は大学生だった彼も、現在30才。立派な社会人に成長していました。
この4月からは、教育関係の部署へ異動になるとのこと。きっと彼の良さが発揮されることになるのだろうなと期待しています。
街頭キャンペーンを終えた後、ちょっと疲れを感じてカフェで休憩をしました。
コーヒーを飲みながら、いろいろなことを思い出していました。
たくさんの出会い、たくさんの別れ。
僕は人づきあいが得意では無いので、親友とも1年に1〜2回顔を合わせるかどうかくらいです。でも、こころの中ではつながっていると勝手に信じています。
Aくんのことも、そんな1人としてずっと感じてきました。
初当選した2003年当時は、フジノは悲壮感を湛えながら毎日仕事をしていたと思います。初当選した若手政治家に擦り寄ってくる不快な人々も多数いて、フジノは昔からの知人以外は信用できないでいました。
そんな当時でもAくんの存在は例外で、とても信頼していました。まだ大学生だった彼ですが、「こういう人物が社会人になって10年くらい働いてから政治家に立候補すれば、きっと良い政治家になるだろう」と彼のことを思いました。
この11年間の政治家生活を通して、年下の相手に対してそんな風に感じた相手は、彼くらいしかいませんでした。
そのAくんと数年ぶりに再会できて、しかも昔と全く変わっていなくて、とてもとてもうれしくなりました。
物理的に会うことが無くても、僕のこころの中ではずっとつながっています。
これからもずっとがんばりつづけていってほしいなと感じました。
僕もこれからもずっとがんばりつづけていきますからね。
お互いにがんばろう!