祖父のお通夜へ
今日は、祖父のお通夜でした。
今日はパニック発作がひどくて京急でもJRでも何度も途中駅で下車を繰り返してしまいました。
斎場までたどりつけないかと焦りましたが、なんとか到着することができました。
祖父は、水彩画と切り絵が趣味でした。
幼い頃から祖父宅を訪れるたびに僕は作品をもらって、自宅にも事務所にも何枚も飾ってあります。
お通夜では、斎場の入り口にその作品を飾ってもらいました。今年の干支である馬の水彩画もあります。
今夜はたくさんの方々が参列して下さったのですが、ほとんどの方に涙はありませんでした。
僕も最後まで笑顔でお通夜を終えました。
96才での老衰による穏やかな死ということもあって、通夜振る舞いの食事をとりながら、祖父の思い出をみんなで語り合いました。
30年ぶりに再会した親戚のおばあちゃんに近況報告をしたり、ふだんは全く接点の無かった遠い親戚のみんなが祖父のおかげで交流を深めることができました。
ふと、カーテンを開けて外を見ると、雪が降っていました。
雪の降るお通夜。
歩きながら体はとても寒かったのですが、気持ちはポカポカしながら帰りました。
おじいちゃん、ありがとう!