樋口恵子さんによる基調講演
午後から汐入のベイサイドポケットへ向かいました。
今日は、フジノからみなさんにぜひ参加してほしいとお願いしてきた『みんなで支える在宅療養シンポジウム』です。
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会場にて
第1部は、樋口恵子さんを講師にお招きして、『人まかせの終末期医療でいいんですか?』のタイトルで基調講演が行なわれました。
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講師の樋口恵子さん
自分がどのような最期を迎えたいのかをきちんと意思表明しておくことの大切さについて、樋口さんは
死にゆく人の「最期の身だしなみ」「家族に対する身だしなみ」ではないか
と、おっしゃいました。
『リビングウィル』(生前の意思を紙に残しておくこと)ですね。
現在の日本の状況では、その意志のとおりになるとは限らないけれど、自分の意思はしっかりと表明させておくべき、という樋口さんの言葉はとても強く印象に残りました。
考えよう、話しあおう、できれば文章に残そう。年をとった我々世代の看取りについて、こどもたちの世代がケンカをせずに見送れるようにしよう
との言葉は、まさにそのとおりだと思いました。
キーパーソンによるパネルディスカッション
第2部は、パネルディスカッションです。
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地域医療推進課長による横須賀市の取り組みの報告
横須賀市では様々な取り組みを進めてきましたが、新年度はさらにみなさまに身近に感じて頂ける取り組みをスタートしていきます。
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ぜひあなたにも語り合ってほしいです
千場先生から横須賀市医師会の取り組みを報告して頂きました。
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どこで亡くなりたいか「分からない」という方々がまだまだ多いのが現状です。
昨年ずっと県内の在宅療養を取材して連載記事を書き続けてくれた朝日新聞横浜総局の佐藤洋記者もパネリストを勤めて下さいました。
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在宅での看取りについて取材し続けておられる佐藤陽記者
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階段の多い横須賀の地形について語る大澤さん
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樋口恵子さんとフジノ
シンポジウムの終了後に、控室で樋口恵子さんとお茶を飲みながらお話させていただきました。
つい先日亡くなったばかりの祖父と『生きることと死ぬこと』について長年語り合ってきたことや、父が8年半にわたって植物状態であることなどをお話ししました。