青色照明灯が市内3駅に設置されます
自殺対策の様々なアプローチの1つに、『青色照明灯』の設置というアプローチがあります。
フジノは、駅ホームや踏切への『青色照明灯』の早期設置を2008年12月から提案してきました。
実は、昨年9月の神奈川県の補正予算に、鉄道事業者に対して補助を出すというメニューが盛り込まれました。
【神奈川県の2013年度9月補正予算】
地域自殺対策強化モデル事業費補助(地域自殺対策緊急強化基金活用事業)292万円
地域自殺対策強化モデル事業費補助(地域自殺対策緊急強化基金活用事業)292万円
鉄道における自殺者の減少を図るため、自殺対策に効果があるとされる機器(青色照明)を駅に設置する鉄道事業者に対して助成する。
これに京浜急行が手を挙げて、補助が決まりました。
横須賀中央・汐入・県立大学駅の3つです
ついに今年2015年2月に市内3駅への『青色照明灯』設置が実施されます。
- 横須賀中央駅
- 汐入駅
- 県立大学駅
フジノにとっては5年ごしの提案が実現することとなりました。
『青色照明灯』の設置は、まるでトンデモ科学みたいですが、統計的にも効果は証明されています。
澤田康幸教授(東京大学大学院経済学研究科)らの共同研究では、2000年〜2010年のデータ分析によって以下の成果が報告されています。
首都圏のある鉄道会社のデータを用いた統計分析により、駅ホームにおける青色灯の設置後に鉄道自殺者数が平均して約84パーセント下落することが分かった。
自殺による犠牲者を1人でも多く減らせるように、これからも努力を続けていきます。