こどもたちを被曝から守る第1回円卓会議
今日は、参議院議員会館へ。
『第1回給食委員会省庁交渉大円卓会議』に参加しました。
このようなプログラムでした。
10:10~ 小若順一さん(NPO法人食品と暮らしの安全基金代表)
10:25~ 鎌仲ひとみさん(映画監督)
10:40~ 川根眞也さん(内部被ばくを考える市民研究会代表)
11:00~ 山本ひとみ議員(武蔵野市)
11:15~ 森啓太郎さん(ホワイトフード株式会社社長)
11:40~ 休憩
12:00~ 省庁交渉 [司会] 村上さとこさん
14:15~ 休憩
14:20~ 意見交換会
15:30 終了
山本太郎参議院議員、福島みずほ参議院議員、広瀬隆さんも参加して下さいました。
- 主催:オール日本・給食の安心安全を願う父母の会
- 交渉先:文部科学省、厚生労働省、復興庁をはじめとする関係各省庁
- 出席者:鎌仲ひとみ、川根眞也、小若順一、野呂美加、広瀬隆、村上さとこ、森啓太郎、山本ひとみ、山本太郎(敬称略・五十音順)
省庁交渉では、たくさんの保護者の方々が発言されました。
昨年12月、文部科学省から「風評被害になるので国産しいたけを給食で使用するように」との事務連絡が出されました。
以下に全文を引用します。
学校給食の適切な実施については、かねてから格別の御配慮をお願いしているところです。
こうした中、特に学校給食における国産しいたけの使用に関して、依然として、一部の市区町村、学校において、使用を自粛する等の風評被害の拡大につながりかねない対応が見受けられる等の指摘がなされているところです。
食品中の放射性物質への対応については、食品衛生法第11条第1項に基づく新たな基準値が策定され、平成24年4月1日から施行されており、基準値を超えるものが流通しないよう、出荷段階の検査により、食品の安全、安心の確保が図られています。
上記の内容については、平成24年2月29日付け事務連絡により、給食に使用される食品が基準値に適合していれば安全性は十分に確保されていることについて、周知をお願いしたところであります。また、文部科学省では、これまで給食に関する検査の支援を実施しているところですが、基準値を超えるような放射性物質が検出された例は報告されていないところです。
ついては、学校給食における国産しいたけの使用に関して、上記のことを踏まえ、風評被害につながりかねない自粛等の取扱いをしないなど適切に対応することについて、指定都市 教育委員会、都道府県知事、附属学校を置く国立大学法人の長及び構造改革特別区域法第12条第1項の認定を受けた地方公共団体の長におかれては、それぞれ所轄の学校、学校法人及び学校設置会社等に周知をお願いします。
上記の文中の文字の赤色・太文字はフジノが付けました。
この件については、参加しておられた福島みずほ参議院議員も激怒しておられました。
この『大円卓会議』の運営には、横須賀の保護者の方も参加しておられます。
フジノとしては大変ありがたく、頼もしく感じています。
省庁交渉の終了後、広瀬隆さんから講評コメントを頂きました
省庁交渉に対するフジノの感想。
文部科学省の答弁はかなりひどかった。
また、今までの積み重ねがあると信じていたのに、各省庁の答弁がこんなにも後退してしまうなんて本当に驚きました。
活動は今後もずっと続けていかねばならないと感じました。
録画で観ることができます
今日の様子は『ツイキャス』でインターネット生中継されたのですが、録画でもご覧いただけます。
【小若さんらのお話】
【省庁交渉の様子】
録画ではご覧いただけないのですが、この後にもプログラムは続きました。
- 広瀬隆さんから省庁交渉についての講評
- 意見交換
第2回、第3回と続いていくとのこと。
ぜひ全国の関心のある方々、保護者のみなさまにご参加いただきたいと思いました。