逗子高校吹奏楽部の定期演奏会へ
後ろ髪を強く引かれながらも『よこすかひとり親サポーターズひまわり』の総会を後にし、汐入の芸術劇場へ。
県立逗子高校の吹奏楽部の定期演奏会に向かいました。
昨年12月以来、4ヶ月ぶりの演奏を聴きます。
Facebookページで日頃の様子は伝わっているのですが、みなさんがどれだけ成長したのか楽しみです!
定期演奏会に通い続けて7年が経ちました
逗子高校に限らず、公立学校の吹奏楽部にはいろいろなハンディがあります。練習環境も決して恵まれている訳ではありません。
いろいろな経緯があって、政治家としてフジノは逗子高校吹奏楽部をずっと見守っていくと誓いました。
そして春・冬と年2回の演奏に足を運ぶようになって、早いものでもう7年が経ちます。
でも、『政治家としての責任感』だけで足を運んでいるのではありません。
逗子高校吹奏楽部の演奏は、とても楽しいのです。
元気がもらえるのです。
代替わりしても変わらない、先輩たちから受け継がれた明るさや強さがあって、その演奏に触れるとフジノもとてもハッピーな気持ちになります。
だから、7年前じかに接した生徒たちが卒業していなくなった今でも、こうして聴き続けているのだと思います。
逗子高校吹奏楽部の素晴らしさ
今回も3部構成、盛りだくさんのプログラムでした。
吹奏楽ステージ
- カーニバル
- 白鳥の湖
- 宇宙の音楽
第2部:
Show Choirステージ
- Put On a Happy Face
- Happiness
- Highschool Musical
山緑対決
- 美中の美
- ジャパニーズ・グラフィティ「アニメヒロインメドレー」
- 海を越える握手
- スーパーマリオブラザーズ
第3部:
ポップスステージ
- YAMA MIDORI
- I need to be in love
- ジャパニーズグラフィティⅩ「時代劇絵巻」
- ミュージカル「レ・ミゼラブル」よりセレクション
プログラムとしては3部と記されていますが、実際には4部構成のステージでした。
1部ごとにカラーがあって、「じっくり聴かせる」「エンターテイメントで魅せる」「みんなで楽しむ」「吹奏楽の王道をいく」といった感じです。
聴いている方としてはメリハリがあって全く飽きないのですが、演奏している側は切り替えが大変だと思います。高校生ながらよくぞ組み立てているなあといつも感嘆させられます。
部活動を通してきっと大きな成長があると思います
さらに、恒例の『山緑対決』にも、フジノはいつも感心させられます。
これは2つのチーム(山組と緑組)に分かれて演奏で対決をする、会場のお客さんの投票で勝敗が決まる、というプログラムです。
しかし、このチームは逗子高校を2つに分けたものではありません。
いくつもの中学校・高校のブラスバンド部によって編成された『合同チーム』なのです。
『山組』は、中学校5校(葉山町立葉山中、逗子市立逗子中、横浜市立富岡束中、横須賀市立大楠中、三浦市立南下浦中)と高校2校(県立相模原青陵高等学校、県立逗子高等学校)で構成されています。
『緑組』は、中学校6校(逗子市立久木中、逗子市立沼間中、横浜市立釜利谷中、三浦市立初声中、鎌倉市立大船中、横浜市立六浦中)と高校2校(県立横須賀明光高校、県立逗子高校)で構成されています。
つまり、合計11中学校・3高校もの学校から生徒たちが集まって、1つの演奏を作り上げているのです。
集まって練習するだけでも本当に大変ですが、とても良い取り組みです。
中学生たちは高校生の迫力ある演奏と技術を間近で感じることができ、中学生・高校生ともに『違う年齢』『違う学校』の児童生徒と一緒に活動することで世界が大きく広がります。
この取り組みによって、吹奏楽の技術が向上するだけでなく、児童生徒たちは人間的に大きく成長するのではないかと思います。教育的にもとても高い効果があるのではないかと思います。
他の部活動では、こうした機会はなかなか無いはずです。
さらに逗子高校吹奏楽部は、日常的な地域のボランティア活動・福祉活動に加えて、東日本大震災の後は、岩手県の山田高校吹奏楽部と交流を続けています。定期演奏会の会場では、写真パネル展示もあって、こうした活動も知ることができます。
歴代のOB・OGのみなさんが作ってきた逗子高校吹奏楽部のこうした姿勢は、本当に素晴らしいです。
みなさまもぜひ定期演奏会に行ってみて!
今日もフジノは元気をもらいました。
逗子高校吹奏楽部のみなさん、バックステージの裏方のみなさん、今日はおつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
次は、クリスマスの演奏会を楽しみにしています。
これからもがんばってくださいね。
そして、このブログを御覧のみなさまも、ぜひ1度、定期演奏会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
楽しいですよー!