「認知症」を半年間全力で学びます!/高橋紘士先生「認知症ケアにおける地域連携最前線」

「認知症」を半年間、全力で学びます

今日は『カフェトーク』を終えると、大急ぎで東京・青山一丁目へ向かいました。国際医療福祉大学院で聴講する為です。

大学院の入り口にて

大学院の入り口にて


今日から半年間にわたって学ぶのは『認知症』とその支援策についてです。

高橋紘士先生の講義風景

高橋紘士先生の講義風景


もちろんフジノはこれまでも認知症全般への取り組みと、認知症の中でもマイノリティである『若年性認知症』の支援と周知啓発に力を注いできました。

多くの政治家の方々よりも『認知症』と『認知症への施策』について、理解はある方だと自負しています。

けれども、今後ますます爆発的なスピードで増加していく一方の『認知症』に対して、もっと先進事例を学んで横須賀市に取り組みを導入していかねばならない、という強い危機感があります。

この想いは、『危機感』としか言いようがありません。

横須賀市の認知症高齢者数(推計値)

  • 約1万1,000人(2013年現在)

  • 約1万2,200人(2015年)

  • 約1万3,700人(2025年)

(2013年2月27日本会議での吉田市長答弁より)

都道府県が主体的な取り組みをすることになっているが故に、現在まで横須賀市では『啓発事業』や『家族のつどい』などの限定された取り組みしかできていません。

フジノは「それでは間に合わない」と感じています。

そこで、現場で最先端の取り組みを実践している方々をはじめ、一流の講師陣からとにかく学べることを全て吸収してきます!



半年間のカリキュラムを紹介します

本日は「認知症とは何か」という概論を再度おさらいしました。

大熊由紀子先生の講義風景

大熊由紀子先生の講義風景


そして、残り14回の講義のイントロダクションが行なわれました。

講義内容 講師
1 認知症ケアの課題と展望 国際医療福祉大学大学院
教授 高橋 紘士
教授 武藤 正樹
教授 大熊 由紀子
2 認知症国家戦略の国際的動向 東京都医学総合研究所
主席研究員 西田 淳志
3 認知症ケア政策の方向 岡山大学客員教授・前厚労省老健局長
宮島 俊彦
4 認知症への医療的対応と地域連携 東京都健康長寿医療センター研究所
部長 粟田 主一
5 認知症ケアの手法~ユマニチュードをめぐって~ 国立病院機構東京医療センター
総合内科医長 本田 美和子
6 地域で支える認知症ネットワーク 大牟田市グループホームファミリエ
所長 大谷 るみ子
7 認知症ケアの地域連携と医療機関の役割 敦賀温泉病院
理事長 玉井 顕
8 高齢者施設における認知症ケア 社会福祉法人喜楽苑
理事長 市川 禮子
9 単身生活困窮者への認知症ケアの課題 東京都健康長寿医療センター・東京大学付属病院メモリークリニック
岡村 毅
10 認知症サポーターキャラバンと地域での支援者育成 地域ケア政策ネットワーク
事務局長 菅原 弘子
11 認知症初期集中支援チームの活動と意義 海上寮療養所・桜新町アーバンクリニック・障害者政策委員会委員
上野 秀樹
12 認知症の医薬品ガイドラインについて 日本薬剤師会会長
山本 信夫
13 認知症の人の権利擁護と法律問題 消費者庁消費者政策課担当官
14 認知症高齢者の消費者被害 消費者庁消費者政策課担当官
15 認知症ケアと地域連携(まとめとふりかえり) 国際医療福祉大学大学院
教授 高橋 紘士
教授 武藤 正樹
教授 大熊 由紀子

素晴らしい講師陣ばかりです。

パニック障がい持ちのフジノは、大学院の往復だけでも疲労困憊してしまいます。

それでも、半年間どんなに苦労してもこの大学院での成果を全て横須賀の社会福祉に役立てる為に、全て吸収してきます。

吸収し尽くす気概で必死に学んできます!



大学院の入り口にて

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