本日から日本でも本格的なMOOC「gacco」がスタート
今日4月14日、ついに日本でも本格的な『MOOC』がスタートしました。
政治家としてフジノは、全ての人に『学ぶ機会』を保障することを目指してきました。
けれども、政治の力だけではその実現は難しい現状があります。
そんな現実に対して、2012年からアメリカのスタンフォード大学・MIT・ハーバード大学・カリフォルニア大学バークレイ校を皮切りに、世界中で『MOOC』のムーブメントが広がりつつあります。
『MOOC』(略称ムーク)とは『Massive Open Online Courses』のことです。
無料で、誰でも、世界のどこにいてもインターネットにつながってさえいれば、有名大学の一流の教授をはじめとするあらゆる人々の講座を受講できるのです。
入学試験も不要です。
課題を出して認定されれば、その講座の修了証をもらうことができます。
その修了証は、就職活動において正式な学位(その講座を修了したと認めるもの)として扱われるなどの動きもあります。
小学生も、中学生も、高校生も、大学生も、社会人も、退職をした方も、誰でもオッケーです。
学びたいと思ったその瞬間が、あなたの学ぶべき時なのです。
インターネットにつながることができる環境が必要という前提条件はありますが、MOOKによって全ての人に対して『学ぶ機会』が保障されることになります。
フジノは、公人としても個人としても、このムーブメントをこころから歓迎するとともに、さらに広がっていくことを願っています。
2年ほど前から日本版MOOCである『JMOOC』の取り組みが進められてきました。
そして今日、ついに『JMOOC』による『gacco』が正式に開始した(講座がスタートした)のです。
学びたい気持ちを叶えてください
この予算議会でもフジノは『MOOC』について取り上げました。
『MOOC』には入試もいらないし学費も不要です。今までの日本の『学ぶ機会』の在り方を根本から変える可能性があります。
今はまだ生まれたばかりの日本の『MOOC』ですが、必ずこれから発展していきます!
どうかあなたも講座リストをぜひご覧下さいね。
日本版はスタートしたばかりですから、まだまだ講座の数は少ないです。タイトルを見ても興味を惹かれないかもしれません。
でも、講座はこれから無限に増えていきます。ぜひ登録してみてくださいね。
もちろんフジノ自身も登録をしました。
こちらの講座を7月から受講します。
講座内容
この講座では、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」の現状について学ぶ。
また、オープンエデュケーションが実現する未来の教育と学びの姿を思い描き創造することで、オープンエデュケーションの可能性と課題について深く理解する。
- オープンエデュケーションとは何か?
- イントロダクション
- オープンエデュケーションとは何か?
- オープンエデュケーションの特徴:オープン教材の制作
- オープンエデュケーションの特徴:オープン教材を公開するウェブサイト
- オープンエデュケーションの特徴:オープン教材を使った学習コミュニティ
- MOOCとは何か
- MOOCとは
- MOOCの事例
- MOOCの特徴
- MOOCと大学教育の融合
- MOOCへの批判
- オープンエデュケーションが進む背景と課題
- オープンエデュケーションの背景:理念的側面
- オープンエデュケーションの背景:実利的側面
- 社会課題に応えるオープンエデュケーション
- オープンエデュケーションの課題:オープン教材について
- オープンエデュケーションの課題:学習コミュニティとMOOCに関して
- オープンエデュケーションが変える学びと社会
- 「デジタル化」が教育に与えるインパクト
- 「オープン化」が教育に与えるインパクト
- 教育の「イノベーション」とMOOC
- オープンエデュケーションがもたらす多様な「学び」
- オープンエデュケーションと未来の大学
- オープンエデュケーションと未来の学び
政治家としてのフジノの関心にぴったりの講義内容です。
開講が楽しみです!