厚生労働省保健局の宇都宮医療課長の講義
今夜は、大学院での聴講です。東京・青山一丁目へ向かいました。
中村秀一先生『社会保障の政策形成の最前線』の第6回目にあたります。
今回の講師は、厚生労働省保健局医療課長の宇都宮啓さんです。
今回の「診療報酬」の改定が目指しているもの
宇都宮課長は、過去3回連続で診療報酬の改定に携わるという厚生労働省(旧厚生省時代から見ても)でもたぶん唯一の珍しいキャリアを持つ方です。
2008年、『診療報酬』改定
2012年、『診療報酬』と『介護報酬』の同時改定
2014年、『診療報酬』改定
2012年、『診療報酬』と『介護報酬』の同時改定
2014年、『診療報酬』改定
2012年の診療報酬改定は2025年に向けての第一歩の改定でした。これを進めることが2014年改定の基本的な方針です。
1.社会保障と税の一体改革の推進
- 医療機関の機能分化を推進する
受け皿側が本当に少ない - どのステージの患者でも在宅に復帰できることを推進する
患者さんの生活を分断しない - 医療・介護の連携
介護側からみた医療の敷居の高さ
連携を超えて統合、一体的な推進
2.実績に応じた評価
- アウトカム評価を強く意識した
ストラクチャー評価、プロセス評価
3.データ収集
- エビデンスに基づく評価に向けて
日頃の診療がそのままデータになれば最も効率が良く効果的
…ここまで書いてきたのですが、やはり心身の疲れが全く取れず昨夜に続いてブログ更新はここまでで中断します。
写真だけでごめんなさい。