市民のみなさまに大切なお知らせです
ものすごく重要なことがらが正式に決定しましたので、市民のみなさまに『速報』としてお伝えさせて頂きます。
それは、2014年度の国民健康保険の『保険料率』です。
今年から『保険料率』の決め方が、新たに『告示方式』という方式に変更となりました。
新しい方式での初めての決定となります。
上の表のとおりの保険料率が、昨日5月29日に開催された『国民健康保険運営協議会』で了承されました。
本日30日、告示されます。
告示の方法は、市役所の掲示板への掲示や『市報』への掲載などです。
こうした告示を市民のみなさまが目にすることは、「まず無いだろう」とフジノは感じます。
「もっと違う形ですぐに市民のみなさまにお伝えすべきだ」とフジノは感じてきました。
まもなくスタートする6月議会で、もちろん市議会には報告がなされます。
けれども、何よりもまず最初に知るべきは市民のみなさまであるべきだとフジノは考えてきました。
こうした情報こそ市長がすぐに市民のみなさまにお伝えすべきだと思うのですが…
いつものことですが、市長は、自らのブログやツイッターにはこうした情報を全く書こうとしません。
したがって、「社会保障に関する情報を発信するのは、政治家としてフジノの責任なのだ」とフジノは自覚しています。
そこで取り急ぎ、このブログでこのような形で報告させて頂きました。
本来であれば、もっと時間をとってきちんと丁寧に詳しくご説明すべきなのですが、あくまでも『速報』として『決定事項』のみをお伝えさせて頂きます。
2014年度の国民健康保険料(平均)は9万6262円、前年比432円の値上げ
この決定によって、2014年度の1人あたりの国民健康保険料(平均)は9万6262円となります。
2013年度は9万5830円でしたので、432円の値上げです。
これはあくまでも平均値ですので、おひとりおひとりの金額は異なります。
例えば、1年間の所得が100万円以下の世帯では、約3%の値下げとなる見込みです。
また、1年間の所得が100万円〜700万円の世帯では、4%〜8.5%の値上げとなる見込みです。
みなさまおひとりおひとりがいくらになるかは、今後の具体的な計算によって算出されることになります。
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かねてからフジノは、「国民健康保険を守る為には値上げをせざるをえない」と申し上げてきました。
これから6月に向けて、おひとりおひとりのもとへ正式に決定した保険料の通知が届くことと思います。
ほとんどの方々にとっては、昨年も値上げ、今年も値上げとなります。
「また値上げか」という怒りの気持ちや、「これ以上何を切り詰めればよいのだろう」と今後への不安の気持ちを持たれる方々も多いことと思います。
消費税をはじめとする様々な負担増は、みなさまの生活に大きなダメージとなることは、フジノも十分に理解しております。
本当に申し訳なく、こころからお詫びの気持ちでいっぱいです。
それでも今回の国民健康保険の値上げもどうしても必要なものなのだということを、どうか市民のみなさまに(納得はいかなくとも)理解していただきたいとフジノは願っています。
市民のみなさまからの怒りの声や不安の想いなど、全て受け止めるのが政治家としての責任だと考えています。
みなさまからのご意見の全てにしっかりと耳を傾け、ご質問のひとつひとつにきちんとお答えしていきます。
どうかよろしくお願い致します。