被爆地以外で初めて開催された総会です
今日は、藤沢市で『日本非核宣言自治体協議会』の設立30周年記念大会が開かれました。
『被爆地』以外で総会が開催されるのは、この藤沢大会が初めてです。
藤沢大会のテーマは
連帯する自治体~被爆地でない都市の役割と可能性
です。
ヒロシマ・ナガサキへの想い
フジノは物心がついて自分でバイト代を稼いで旅行に行かれるようになって、まずヒロシマとナガサキを訪れました。
平和を求める想いと核兵器に対する怒りは、幼い頃から全く変わりません。
いち市議会議員とはいえ、フジノは『政治家』です。平和の実現・核兵器の無い社会の為に、できることは必ずあるはずです。
だからこそ『NTC拡充施設・横須賀誘致委員会設立総会』を途中退席して、こちらの総会への参加を優先しました。
第1部では、以下の4名で『トークセッション』が行なわれました。
- 岸田文雄さん(外務大臣)
- 松井一実さん(広島市長)
- 田上富久さん(長崎市長)
- 鈴木恒夫さん(藤沢市長)
総会の様子は、以下に写真のみ掲載します。
次のプログラムは、『全国首長リレートーク「2分1本勝負」』です。
このリレートークの場にわが横須賀の市長がいないことはとても残念です。
横須賀市でも「核兵器廃絶・平和都市宣言」を89年に出しています
『核兵器廃絶を求める非核宣言』などを実施した自治体は、1578自治体にのぼります。
横須賀市でも1989年に『核兵器廃絶・平和都市宣言』を行ないました。
核兵器廃絶・平和都市宣言
世界の恒久平和は、全人類の共通の願いである。
横須賀市も、『都市基本構想』において定める『平和都市』の実現をめざし、 常にわが国の国是である 「核兵器は、持たず、作らず、持ち込まさず」との『非核三原則』が、 厳正に遵守されることを強く求め続けている。
このたび、さらに一歩を進めて、さきに行われた本市議会の『核兵器廃絶の決議』に呼応し、あらゆる国の核兵器が究極的に廃絶され、世界の恒久平和が実現されることを願い、ここに『核兵器廃絶・平和都市』を宣言する。
平成元年5月23日
横須賀市長
けれども、横須賀市は『宣言』を行なったのみで、協議会には参加していません。
具体的な取り組みも、フジノが知る限りこの2事業だけです。
- 国際平和標語・ポスターの募集
- 「市民平和のつどい」の開催
これでは全く足りないとフジノは考えています。
横須賀市も「日本非核宣言自治体協議会」に参加すべき
協議会の会長である長崎市長の田上富久さんから、フジノは今日大切な書類を預かってきました。
『日本非核宣言自治体協議会』に横須賀市も参加して、他都市と連携することで具体的な平和活動にもっと取り組んでいこうという加入のお誘いです。
フジノは、横須賀市も絶対に参加すべきだと考えています。
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全てが終わり、会場の藤沢市民会館からJR藤沢駅まで歩いて戻りました。
高校3年の春から藤沢にある城南予備校に通っていたので、藤沢駅周辺をとても懐かしく感じました。
それから、2010年8月31日に映画館『フジサワ中央』が閉館されたのですが、最終回の上映にも立ち会いました。
個人的に、とても好きなまちです。
【後日談】翌日の神奈川新聞が報じてくれました
翌日の神奈川新聞が『日本非核宣言自治体協議会総会』の様子を報じてくれました。