10日から、6月議会がスタートします
昨日は『議会運営委員会』が開かれました。
まもなく6月10日(火)から、6月議会(定例会)がスタートします。
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市内に張り出されている市議会開催のおしらせ
その為の、下準備にあたるいくつかの取り決めを行なうのが、今回の『議会運営委員会』の目的です。
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「議会運営委員会審査事項」より
上の通り、開催日、市長への一般質問を行なう議員の名前、市長から提出される議案などが報告されました。
一般質問に立つ議員が増えて、予備日の使用が当たり前になりました
今回も質疑に立つ人数が多いことから、予備日を使用することが今回も決まりました。
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「議会運営委員会審査事項」より
6月10日と11日の2日間にわたって本会議を開催することがあらかじめ決まりました。
40名の市議会議員のうち(議長を除く)12名ですから、35%もの市議が一般質問に立つのです。
4割近い数です。これはとても素晴らしいことです。
一般質問を行なう議員が増えて、予備日の使用が当たり前になった『今の横須賀市議会』を、フジノは誇りに感じています。
かつての横須賀市議会とは全く違います
かつては
「横須賀市議会は『委員会中心主義』だから、『本会議』で質問する議員が少ないのは仕方がない」
というようなことが言われました。
委員会がメインだから、本会議はオマケみたいな理屈です。
しかし、これは「明らかに違う」とフジノは反論します。
委員会(部長・課長が答弁します)と本会議(基本的に市長が答弁します)では全く性質が異なるからです。
本会議の場で、行政の最高責任者である市長にただすことはとても大切です。
また、委員会の場では、各分野の責任者である部局長、各事業の実務の責任者である課長を相手にただすことも同じくとても重要です。
どちらもものすごく大切なのです。
2007年3月に毎日新聞が報じた記事の中で、『任期中に1度も一般質問をしなかった議員』は、当時のインタビューにこう答えていました。
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2007年3月27日・毎日新聞「横須賀市議会、任期中に本会議での質問ゼロ8名、一般質問ゼロは20名」
けれどもこの記事から7年が経ち、横須賀市議会はもはや大きく生まれ変わりました。
横須賀市議会は、市長が提出した議案をただ承認するだけの場ではありません。他のまちでは行なわれない予算案の修正も、日常的になされています。
こうして一般質問に立つ議員の数も圧倒的に増えました。委員会での質疑も活発です。
フジノは今の横須賀市議会をこころから誇りに感じています。
6月議会も良き政策論議が行なわれることを願っています!