発言通告した質問内容を紹介します(4)
(前の記事より続いています)
まもなくスタートする『6月議会』で、フジノは今回も市長への一般質問を行ないます(6月10〜11日)。
質疑を行なう議員は、あらかじめ『発言通告書』を提出しなければなりません。
けさ10時が提出の締め切りでした。
フジノが提出した質問内容を市民のみなさまにご紹介します。
4.「学童クラブ」の小学校校舎内への移転を推進するならば、必要最低限の不可欠な施設整備はしっかり行ない、児童生徒の生活を守る必要性について
さきの第1回定例会で、市長は
「『学童クラブ』の小学校への移転を進めて実施計画期間内に25クラブまで拡充する、その為に2014年度は小学校2校の教室を学童クラブ用に改修する」
と打ち出した。
これに先立ち、2013年度に、本市は『浦郷小学校』を整備して『浦郷学童クラブ』の移転を支援した。
今後の『学童クラブ』の小学校校舎内への移転のお手本となるべき最初のケースであることから、『浦郷学童クラブ』を私は先日見学したが、率直に驚いた。
- 固定電話は引かれていない
→何かあったらどうやって連絡をとるのか? - 調理用の流しは無い
→おやつなどの調理ができず、非衛生的で× - 玄関にひさしは無い
→雨の日は傘をさすのもしまうのもずぶ濡れになる - エアコンが設置されていない
→市内学校の教室には全てエアコン設置を終えている。このままでは夏は暑すぎ、冬は寒すぎ - 夜間の足下を照らす電灯も無い
→日の短い冬は帰宅時には真っ暗な中を帰ることになってしまう
児童生徒の生活を守る為の、最低限度の施設整備がなされていなかった。
現在、本市は施設の基準を定めるいわゆる『学童保育条例』を策定しているが、現状がこれでは非常に不安に感じた。
【質問1】
『浦郷学童クラブ』の小学校内への移転後、教育・保育支援課は実際に現場を訪れて、児童生徒・保護者・指導員の声を聴いたのか。
【質問2】
学校校舎内への移転を推進することは大切だが、児童生徒の生活を守る為の必要最低限の施設整備には丁寧に現場の声を聴いて対応していくべきではないか。
(次の記事へ続きます)