「長井海の手公園・ソレイユの丘」と「荒崎公園」をセットにして指定管理に出します
フジノが『ハコモノ3兄弟の三男』と呼んできた『長井海の手公園・ソレイユの丘』。
毎年4億円以上の赤字を出し続けており、その改革は絶対に不可欠です。
しかし、吉田市長のハコモノ改革は「1度作ったものは壊せない」ので「収入を増やす方策を取る」という改革に値しないものでした。
さらに、2013年6月議会でのフジノの一般質問で明らかになったのですが
という方針が、突然打ち出されました。
テーマパークである『長井海の手公園・ソレイユの丘』と全く性質の異なる『荒崎公園』を、ただ単に距離が近いという理由でセットにするのです。
しかし、2つをセットにして指定管理させることに、フジノは反対です。
これまで『長井海の手公園・ソレイユの丘』を運営してきた民間企業は、テーマパーク経営を全国各地で行なってきたものの、いくつものトラブルを起こしてきました。
横須賀においても、食品の消費期限のラベルを剥がすなど信じられない事件も起こしました。
こうした『テーマパーク経営をメインにしてきたという事業者』でさえ満足な経営ができてこなかったのに、それに加えて、荒崎海岸を擁する『荒崎公園』をきちんと守ることができるのか、強い疑問を感じます。
その後、一体化を進める吉田市長から提出された、『長井海の手公園・ソレイユの丘』と『荒崎公園』をまとめて指定管理に出せるようにする条例改正にも、反対しました(2014年3月26日・本会議)。
しかし、反対はフジノだけでした。
今日から指定管理者の募集要項の配布が始まりました
そして、ついに『長井海の手公園・ソレイユの丘』の運営管理を行なう『指定管理者』の募集がスタートします。
本日6月30日付で、環境政策部長から全議員宛に以下の報告がありました。
2014年6月30日
環境政策部長
長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者募集について
標記のことについて、都市公園条例に基づき、指定管理者の募集を下記のとおり実施いたしますので、資料を送付いたします。
記
- 案件名称
長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者募集について - 募集要項の配布期間及び申請受付期間
募集要項配布期間 平成26年6月30日(月)~8月29日(金)
申請受付期間 平成26年8月25日(月)~8月29日(金) - 募集要項の配布方法
(1) 事務担当課での配布
(2) 市のホームページへの掲載
※平成26年6月30日(月)午前8時から本市ホームページにて公開
(事務担当は、環境政策部公園管理課管理係 担当:根本、小野 直通 046-822-9561)
次は、別紙です。
○長井海の手公園(ソレイユの丘)ほか1箇所の指定管理者募集について
長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者の募集を開始したため、その概要を報告します。
- これまでの経過
長井海の手公園(ソレイユの丘)は、わが国最初のPFI方式による都市公園として平成17年に整備され、開園以来9年間、毎年50万人を超える集客施設として定着しています。平成27年3月のPFI終了後の当公園のあり方については、平成25年度に外部委員を加えた「長井海の手公園あり方検討委員会」を発足し、今後の管理運営手法等に関して検討報告を受けました。
今年度は、指定管理者選考委員会等条例に基づき「長井海の手公園等指定管理者選考委員会(以下委員会」という)」を設置し、5月30日(金)に開催された第1回委員会において、募集要項等の内容をご検討いただきました。
- 応募の流れ
(1)募集要項配布期間
平成26年6月30日(月)~8月29日(金)※窓口配布時間:午前8時30分~正午、午後1時~午後5時15分
※配布方法:事務担当課での配布及び市のホームページへの掲載(2)応募者説明会
平成26年7月9日(水)午後2時開始(3)申請受付期間
平成26年8月25日(月)~8月29日(金)
※受付時間は、午前9時~正午、午後1時~午後5時 - 管理手法等
(1)対象施設
「長井海の手公園」及び「荒崎公園」(2)指定期間
8年間(平成27年4月1日~平成35年3月31日)(3)管理手法
- 長井海の手公園及び荒崎公園の駐車場は、利用料金制(承認料金制)を採用し、収入は指定管理者の収入として、施設管理経費に充当します。
- 施設管理経費は、市が支払う指定管理料と上記利用料金収入によって賄うものとします。
- 長井海の手公園の施設のうち、レストランや温浴施設などの収益が見込まれる施設は、指定管理者が独立採算で運営し、公園使用料を市に納めるものとします。
- 今後のスケジュール(予定)
平成26年10月上旬 応募者からのヒアリング及びプレゼンテーション
10月 指定管理者候補団体の選考
12月 指定管理者指定議案の提出
平成27年1~3月 基本協定の締結、引継ぎ等
4月1日 年度協定締結、施設の管理開始
2013年6月議会で吉田市長は
毎年4億円も支払ってきた指定管理料を半分にする
とフジノに答弁しました。
市長の言葉どおりに「半額」にできたとしても、税金を毎年2億円も投じるのはおかしいとフジノは考えています。
そして、『荒崎公園』の管理のレベルが低下するようなことは絶対にあってはなりません。
フジノは、この指定管理者の選考も厳しくチェックしていきます。
どうか市民のみなさまも、注目し続けて下さいね。
よろしくお願いします!
後日追記:10月9日に事業者のプレゼンが行われました
この募集要項に基いて手をあげてくれた事業者のプレゼンが行われました。
しかしフジノは痛恨の傍聴の抽選にハズレ。
立ち会うことができませんでした。