カフェトークで「オープン・ダイアローグ」について語りあいました
フジノが毎週1回開いている『カフェトーク』。
気が向いたら誰でも自由に参加して、好きなことを語ることができる場です。
早いもので今年で10年目を迎えて、開催回数も400回を超えました。
そのカフェトークが今夜も開催されました。
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ある参加者の方が『オープン・ダイアローグ(開かれた対話)』について話してくれました。
その方は、7月に開催された『第31回・日本家族研究・家族療法学会(神戸大会)』に参加したそうです。
斎藤環さん(筑波大学教授、『オープン・ダイアローグ』を日本で積極的に紹介されている第一人者です)による講演などについてお話して下さいました。
『オープン・ダイアローグ』は、クスリを用いない、対話を通じたアプローチです。
しばしば
フィンランドで5年間にわたる追跡調査の結果、統合失調症の86%の方々が『オープン・ダイアローグ』によって回復した
といった形で紹介されています。
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フジノもとても関心のあるテーマなのでご紹介しますね。
ただ『オープン・ダイアローグ』が大切にしている『概念』について、詳しく理解していないフジノにはまだきちんとご紹介することはできません。
そこで、ぜひ下に掲載した動画をご覧になって頂きたいと思います。
上の動画は、ダン・マッカラー監督が『オープン・ダイアローグ』を撮影して映画にしたものの予告編です。
しかも本編そのもの(74分)もYouTubeで公開されています。日本語字幕も付いています。
ぜひご覧くださいね。
下のリンクは参考です。関心のある方はご覧下さいね。
『カフェトーク』を10年も続けてこられたのは、フジノ自身が参加者の方々から毎回とてもエネルギーを頂くからだと思います。
それは、『開かれた対話』の持つエネルギーなのだと感じています。
参加する全ての人々が大切にされて、自由に『対話』することができる、ということは、とてもポジティブなエネルギーを与えてくれるのです。
統合失調症へのクスリ以外の選択肢としての『対話』、ではなく、日常生活の中に、誰もが安心して語り合うことができる場が増えるということはとても大きな意味があるとフジノは考えています。
そのフジノなりの答えの1つが、どんなことがあっても毎週1回は必ず『カフェトーク』を開き続ける、ということです。
そんな訳で、今夜のカフェトークで『オープン・ダイアローグ』が話題にあがったことは、とてもうれしく感じました。
根底にあるものは、同じだとフジノは考えているからです。
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カフェトークは、安心して参加できる為のルールがいくつかあります。
それ以外は、誰でも自由に語り合うことができる場です。
あなたも気が向いたら遊びにいらして下さいね。